2009年10月17日 (土)

Manolito de la Maria の Bulerias

今朝から喉が痛くてとうとう風邪をひいたみたいだ、だるいので午後から寝てしまったのだけど、I Podを聴いていたらマノリートのブレリアがえらく良いのだ。俵さんがブレリアが良いと言っていたけど、ソレアが良いのでこれまでそればかり聴いていた。しかしゆっくり、聴いていると如何に非凡なカンテか感じるのだ。だらしの無いカンテとは違って正統なヒタノのカンテって感じかな。勿論ヘレスとは全然違うブレリアなんだけどね。ディエゴの一見単純なラスゲオがよく聴くとかなり複雑な組み合わせなのがわかる。やっぱりこれを身につけないとなぁ。考えないで弾けるようにしなくては。これが出来れば後は何もいらないんだ。練習用のCDまで作ってしまった。風邪をひいたのがよかったのかな?今日はJuan Talegas と Manolitoの日だった。

| | コメント (0)

2008年12月25日 (木)

Gaspar de Utrera flamencobohemio

19Rosario_396年Pena "Curro de Utrera"のライブ 録音。
1. Preaentation
2. Y es verdad que tenia...Solea
3. Preso en la carcel...Tientos
4. Era tan grande mi pena...Siguiriyas
5. Te estoy queriendo ...cuples y cantes libres por fiesta
6. Repertorio personal de Gaspar
7. En soniar con la mujer que quiero..Fandangos
8. Tengo cuarto senderos Bulerias
     cante: Gaspar deUtrera
     toque: Manuel Suarez Loreto"Pitin"

ガスパールのレトラは殆ど同じのを唄っているのですが、ギターや場所によって随分違っているようです。このCDは市販されているガスパールの中では一番良いかも知れません。ギターのPitinは初めて聴くギターですが、オーソドックスな弾き方でソレアからシギリジャまでゴルペで良いです。しかしブレリアはヘレスとパコ デルシア の混合みたいでガスパールの持ち味であるセンティメントが消えてしまい残念でした。最後のブレリアはモロンもどきを少し弾くと観客の反応が良いのが感じられます。それでも録音もいいしウトレラのカンテが好きな人にはお勧めです。
Tu...はTarantoのキーで弾かれいいです。よく聴くとPitinて良いギタリストだなぁ。。ガスパールもちょっと変えて唄っている気がする。惜しい人亡くしたよなぁ。。

★★★★  発売元アクーステカ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年11月12日 (水)

MANOLO DE HUELVA

02140 伝説のギタリスト。浜田先生の「フラメンコの歴史」によると、その弾きぶりは独創性に満ちて、演奏のメリハリからうまれるニュアンスの深さは比べるものが無かった、しかし芸を盗まれるのが嫌さに録音を断り続けていた。若い頃何かの都合で弾いた数点の歌伴奏以外まったくレコードが残っていない(プライベートの隠し取り)がある噂をきいたが。。。
アクーステカさんで最近出したのがその隠し取り録音の物かもしれません。これって以前zincariで出したものと同じですよね?Kさん。
[MANOLO DE HUELVA] Cante:Luis Caballero,Gaspar de Uterera(Buleria)
今のギターと比べると単純でメロディックじゃ無いかも知れないけど、これ中々いいんです。そして聴いたことの無い独特のファルセータも持ってる気がする。なんだか昔のフィエスタの隠し取りみたいな臨場感が出ていて、カンテもよくて驚いたのはガスパールが若くて彼のイメージとは違っていました。マノロを聴いてるとメルチョールが言っていた言葉が感覚として理解できます、。「フラメンコ・ギターは技巧面で大いなる進歩をしましたがその生命力や魂は失われつつあります。』 もう20年も前にです。たまには先人のギターも聴いてみるのも良いですなぁ。フラメンコが薄くないんだよ。
気がついたけどManolo de HuelvaはDiegoと同じ年代なんだね。この頃が一番好きなフラメンコなんだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月 3日 (木)

ManolitoのCD

Soleadealcara 昨年からマノリートのCDを作ろうと思っていたのだがようやく取り掛かることにした。CD「Alcala de Guadaira」に影響を受けたといってもよい。まず持っているマノリートの音源を全てパロごとに抜き出してCDを作ったのだがモロンのフィエスタでは驚いた事にSolea、Buleria、Tangosしか唄ってないのである。市販のCDにあるサエタはともかくも、Fandangos、Alegriasは見つからなかった。これはポーレンのフィンカに呼ばれたので観客(アメリカ人他)を楽しませるためにあえて唄ったのかも知れない。只本人は考えてもいなくその流れで唄っていたのだろう。これでは集大成とはいえないけれど、この中からベストのものを選ぶのが大変だ。Solea,BuleriaともCD2枚、Tangosは8曲しかないのだ。けれども自分の中でこれも”オタクの1枚”になるかも知れない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月20日 (木)

Alcala de Guadaira [Ena la historia del Flamenco]

Rosario アクーステカの加部さんに会った時このCDのことを聞き即座に予約をしました。この所マノリートに嵌っていて正にこれはそのアルカラのアーティストたちの歴史のCDなのです。最近このような昔のCDがスペインから発売されるようになってきたのは、今時のモデルノやテクノのフラメンコが飽きられてきて、本来のフラメンコへの回帰が起きようとしているのかもしれないと期待してしまう。西欧音楽の方向に向かうそれがどれも、同じようなパターン化され、個性も薄れてしまい、只の音楽の一つに埋もれてしまいかねない、危機感もあるのかも。それはバイレについても同じ事が言えると思う。この時代のフラメンコには野性味に溢れ、それぞれ個性を主張してもお互いを尊重しているようなところがある。ここには、Juan Talega,Bernardo Lobitos,Enriqur de la Paura,Platero de Alcala, Juan Barcelona,El Poeta Gitano, Manuel Lopezなどが唄っている。これがみなとても良いのだが、ソレアに嵌っているので全てにレトラがついているのが嬉しい。これをずっと探していたのだから。フアンタレガのソレアではエンリケも唄ってているのだがシートには書いていなかった。ディエゴが随分弾いていてこれは多分あのテープからだろうな?と推測はするけど、別の聞いたことのないものばかりだった。しかし笑ったのは音がノイズの取りすぎでおかしくなっていたことだ。これは最初の頃自分が散々苦労したところだからよく解るんだ。多分元のテープの雑音が酷かったのだろうけど、自分も最初この音を作り出していたのを思い出してしまった。内容は素晴らしいものだけど。自分が今まで書いてきたモロンのフィエスタの音源と全く同じような雰囲気で唄われています。これを聞けばモロンもこのようなフラメンコが行われていたというのがわかります。きっと田舎では普通のフラメンコだったのかも。そういえばアグヘータの録音もテープの悪さがそのままCDに乗ってしまっていた。些細なことだけどね。これはもうすこしじっくり聴き込まないとどうなってんのか良くわからないけど、良いのには間違いない。内輪のフィエスタやフェエスティバルです。お勧めです。
自分の聴いているマノリートのカンテは殆ど入っていましたが、サエタ、マルテイネーテは初めて聴いた。いかに世間で普通に唄われているSolea de Alacalaと本場物とは違うのかも比べられます。

追記:Manuel Garcia Fernandezのrecita(詩)の朗読が3つ入っていてこれが中々良いのだ。MoronのフィエスタでもEnrique Mendezがよく語っているけど、即興で語られることも多いのだ。他の地域では中々聴かれないような気もする。読み書きできないヒターノのインテリジェンスは侮れないのですよ。Romanceにも通じるものがあると思う。

ALCALA GUADAIRA [En la Historia Flamenco] 2006年
 アクーステイカ  ★★★★★ 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月13日 (木)

Diego Agujetas y Parrilla

Rosario 「Concierto de Diego y Molina 13-Agosto 2003」
ディエゴ アグヘタがパリージャ デ ヘレスと催ったコンサートのライブ盤です。パリージャはご存知の通り現在脳梗塞で倒れ治療中です。多分最後の録音とのことです。これもとてもいいCDです。

[Diego y Parrilla]
1. Solea y Bulerias        9. Fandangos
2. Fantasia Buleria      10. Romance de Garcia Lorca
3. Siguiriyas               11. Martinete
4. Malaguena              12. Romance de Barnardo del Carpio
5. Buleria de Jerez      13. Tarantos
6. Soleares                14. Tientos
7. Siguiriyas               15. Bulerias
8. Fandangos
1-5までパリージャのソロです。パリージャのギターは音が立っていて切り口が鮮やかで聴いていて気持ちがいいです。今風のエコーを掛け捲りのギターとは全然違います。4はカラコールのカルセーロをモチーフにしたものです。シギリジャではディエゴも弾いてるハビエル モリーナのファルセータを弾いています。いかにもフラメンコギタリストらしい、サビカスやメルチョールの時代の良い香りのするギターで、一日もはやく回復してくれることを祈るのみです。
「最初からソレアかよ、勇気あるなぁ」のパリージャの声から始まったディエゴのカンテはソレアは勿論シギリジャもプーロな大人のカンテで聴いてて気持ちがいい。特に珍しく?ロマンセを唄っていて好きな俺としてはこれがお気に入りになるのかもしれない。ゴルドとディエゴのカンテは違うと前回に書いたけど、ゴルドやパコ、マヌエルのカンテは夫々独特の味があっていうなれば天衣無縫のところがあるカンテなのだ。それに比べるとディエゴやルイスは整った唄い方で聴いてる方はディエゴたちの方がリラックスして聴けるようだ。好きなのは勿論ゴルドの方ですがね。ディエゴはゴルドと初来日以来何回も聴いているけどその度に上手くなっている様な気がする。それは彼がカンテが好きで勉強?しているからだと思う。以前国分寺での公演の後打ち上げで遠藤あやこさんがフェルナンダのカンテを唄ったら「オレそれ知ってるぞ」と言って味のあるウトレラを唄ったのを鮮明に覚えているのだ。ルイスに至ってはギターも凄く上手くなっていてビックリした思い出がある。かといって普通のカンテではなく紛れもなくアグヘータの印を持った一族のフラメンコを披露していて嬉しい。ギター、カンテとも上質のフラメンコが聴けるお勧めの一枚です。

[Diego y Parrilla]
アフシオン レコード  ★★★★★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月12日 (水)

ゴルド アグヘタ 無伴奏

Rosarioその1枚目がこの「ゴルド アグヘタ 無伴奏」です。
1981年サンルーカルのフェステイバルに出演後帰り道でベンタで唄われた時堀越さんが録音したものです。ギターはありません。コンパスはパルマとテーブルに指を打ち付けるだけです。今までゴルドは何回か聴いていたけどこんなに艶やかで豊かな伸び伸びしたファンのカンテは初めて聴いた。それと録音がいいのか、トリミングがいいのか?とても良い音なんだ。これは自分でもこういうライブのテープをCDにしているので流石にプロの技だと思ってしまった。言うまでもなくこれはフラメンコの根っこのカンテでこれこそがフラメンコと思っている自分としては嬉しいですなぁ。チアキさんよく世の中に出してくれてありがとうね!。
フアンのこれを聴いてると如何に自分は知らなすぎると思い知らされる。ひとつにはフアンは編集のせいか次々に唄い継いでいくのだが、そのパロが解らないことが多いのだ。今まで如何にギターに頼って聴いていたかである。知っているレトラだと見当がつくのだが、これが瞬時に解る人は凄いと思うな。ギターで合わせようとしても上手く合わせられない。前に目の前でフアンのカンテを聴いた時もこのカンテに合わせるギターは誰が弾けるのか?当時はペペ島田さんだけしかいなかったと思う。フアンはディエゴ アグヘータのカンテとは違うのである。アグヘータのカンテは本来はそういうものだ、というのは改めて思った、ギターなんか無くても、いや無い方が良いのだ。ともあれ掛け値なしのフラメンコなCDです。
フアンの最後のCDは1998年の日本で録音された「Gold y Pepe」だと思われます。フアンの最後の気力を振り絞った鬼気迫るアルテとはこれは対照的な1枚です。お勧めです。
 Al Golpe Juan Goldo Agujeta 1981年8月5日録音
1.  Sigurijya      9. Tientos y Tangos
2. Soleares     10. Tangos
3. Siguiriyas    11. Bulerias
4. Soleares     12. Taranto
5. Fandangos   13. Malaguena y Jabera
6. Soleares      14. Siguiriyas
7. Siguiriyas     15. Soleares
8. Siguiriyas     16. Fandangos de Rafael Farina
                     17. Fandangos de Manolo Caracol

   アフシオン レコード   ★★★★★

追伸:「Goldo y Pepe」を漸く探し出して聴いてみた。これも凄い!です。ペペさんのギターとの掛け合いも凄いです。是非合わせてお聴ききになってくださいな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月25日 (日)

情熱のフラメンコ

リカさRosarioんという人のHPにペペ島田さんの譜面が乗っていたのでお願いしたところ快く送ってくれました。リカさんというのはNino Ricard からで奇しくも自分のHNもリカルドからなのです。最初セラピにしようかと思ったのだけれど病院みたいなイメージなのでninoにしました。お蔭で文子さんから散々怒られたけど頑固にそのままです。(ナナに関係したことで)リカさんも多分同じ様な年代かもしれないけど、色んな譜面を持っていてしかも弾きこなしているらしい。自分にゃ真似できませんな。凄い人はいるよねぇ。さてペペ島田さんは師匠なのですが、譜面というのは書か無い人なのです。これはもう35年以上前に発売された日本人のフラメンコのCD「情熱のフラメンコ」(当時はLP)の中から採譜したものです。当時はギターが全盛の時代で飯ケ谷、住田、鈴木、説田さん達が相次いで出していた頃だと思います。久しぶりに引っ張り出して聴きました。今聴いても、中々良くてそれはやはりペペさんのギターが凄かったという事なのですが、当時として珍しくカンテも入っているという事です。唄える人は数えるほどしかいなく、プロフェッサーペペ飯野、アルベルト高野さんが歌っています。高野さんという方は知りませんが、勿論飯野さんは知っています。カンテは今と比べては「何だかなぁ」ですが当時としては良く唄っていると思います。ギターは他に小森、千葉さん達のロスパキートスが加わっています。ペペさんのギターは一杯聴いているけどこれはまだ知らない頃でナナで噂ではおっかないバトル(ジャムセッション)が繰り広げられていた頃なんだと思います。あと御巣鷹山で亡くなった池田五郎さんがいたらその頃のベストメンバーになったはずです。ペペさんのギターは勢いのあるオリジナルなギターで今の若い人達にも無い物を持っています。多分10代か20代の初め頃の作品です。ペペさんのギターについては簡単にいう事は出来ないのでよくよく考えてから書こうと思っています。
このCDは今でも1000円くらいで売っているのを見かけたので買って聴いて見てください。損は無いですよ。しかしよく採ったよなぁ。リカさんありがとうございます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月24日 (土)

散歩

このRosario所殆ど帆船作っていたりしていて出歩かなくとうとうカミさんに「あんた少し歩きなよ」と言われ早い話追い出されてしまった。リュックに着替えとタオルを入れて朝からでかけた。と言っても10分も歩くと貯水池の周囲道路で緑が豊か道も整備されていて何人もの人が歩いたり自転車に乗ってたりしているのだ。そんな中今回のお供は12月も近くなってヘレスではサンボンバの季節になるというので選んだのが「UTRERA Canta a la NAVIDAD por bulerias」これがいいんですよぉ!ウトレラのコンパスでのVilliancicosなんざ痺れてしまう。思わず歩きながらパルマを叩きながら歩いてしまったよ。こういうのはいいなぁ。。なかでもTomas PerrateのVilliancicoとGaspar のBuleriaは絶品だね。カンシオンは本当に好きだな。ギターは誰かわからないけど多分Manuel  de Palmaかもしれない。ゴルペで弾いていてこれがウトレラのコンパスのような気がする。ヘレスとは全然違う。
1時間ほど歩いて途中で日帰り温泉によってひとっ風呂あびていくことにした。のんびり風呂に浸かっていると何て贅沢なんだと思う。風呂からでたら当然ビールなんだけどこの所車で出かけているので飲めなかったけど今日は歩きだからOK.サムリーブスの本を読みながら聴いたけどこれは合わなかったな。しかし飲んでほろ酔いで家まで歩かなきゃならないのは、考えてなかった。ぶらぶら歩きながら帰ったら、カミさんは居なくて家から閉め出されていた。Ofuuuu。。下はGaspar のBulleria
Tengo cuatro senderos para quererte
y los cuatro mi vio, dan la muerte
Tengo cuatro senderos para olvidarte
que me llevan a caminos de cualquier parte.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 7日 (日)

Nina de la Publa

レトラRosarioの本の中にある音源を自分のもっているのから探していたらNina de Pueblaの中に出てきたのがあって聴いてみた。カンパニジェーロスはあまりに有名なのだけれどもメデイア グラナイーナが短いけどとっても良いのだ。たまにこういうのを聴くと懐かしくなるなぁ。色々なのをわけも解らず聴いていたし、教えてくれる人も多かった頃。ところでギターは?とみたら、Ramon y Paco de Algecirasだったので驚いてしまった。日本のプロの人がよく伴奏で弾くCampanillerosはラモンの弾くものだったのだ。Paco de Luciaの兄貴でこのPacoはもちろんPaco de Luciaなんだ。今までうかつにも気がつかなかったなぁ。随分若い頃の録音だろうけど、カンテの伴奏はRamonの方が良い伴奏をしているんだ。パコの例のピカードにプエブラは少しハレオをかけているけど、何せ若いから、カンテの味を引き出すまでは行かない気がする。カマロンの頃とは大違い(あまり違わないかも?)弾きすぎているんだな。それでも中々面白い。その他にもTorronero、とかCabreroなんかも、こういう機会が無いと聴かないし、Canalejas de Puerto Realなんて聴いたことも無い(持ってるけど)のでこれから聴いてみるつもり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)