ギターのレッスン
スペインに来てギターのレッスンを受けると彼らはまずフアルセータを教えようとする。あるいはピカードなどの指使い、フオームなんかもそうだ。コンパスは彼らが産まれ付いて染みこんでいて普通と思っているのでそれが重要なこととは思わないのだと思う。そんなのは当たり前の事なので、それよりヌエボなフアルセータを教えてやりたいんだね。だから日本に帰ってヘレスで何年いてヘレスのギターです。というのを何人も聴いたけどヘレスの誰某のフアルセータを弾いてるだけでヘレスとは思えない気がした事があった。ギターのコンパスで特徴あるのはモロン とヘレスなんだけどそのモロンでも同じことが言える。モロンだヘレスだって云ってもそのコンパスが無かったらモロンもヘレスもへったくれも無いんだ。今まで自分が弾いていても”モロンを弾いてるなんて一度も思ったこと無い。”「モロン風」であってモロンじゃ無いんだ。。モロンに住んで他のモロンのギタリストたちの演奏を聴くたびにその思いが強くなっていた。難しいことをやっているわけでもないのにその違いが身に染み入られさせられたのだ。この前のウトレラのフィエスタでイグナシオが弾いたとき殆どフアルセータを弾かずコンパスのみで、周りを乗せていたのを見てショックだった。ステブが普通にフアルセータを挟んだ弾き方をしていて、それもモロンだったのだが、全然違う風に思えてしまった程だった。後で聞いたらそのステブさえヒタノ達はこのギターじゃ唄えないわ、と言っていたらしいのだ。
久しぶりに青木さんとレッスンを受けたのはそういうこともあったからなのだ。青木さんはフアルセータを教えてもらう通常のレッスンだけど、フアルセータは教えてくれなくて良いので、まずイントロの弾き方(コンパスのみ)唄を待っているときどうするか?とカンテの切り替えしを教わるつもりだった。それを解っていたかのようにイグナシオは自分が欲しいものを全部教えてくれた。普通の時の弾きかた、ウトレラのフエスタのような場所ではこう弾くんだ、ウトレラのコンパスはこうで、モロンは「Dos(2つ)なんだ。青木さんと2つでパルマを叩いてイグナシオがフイエスタのパルマをいれてくと、ちゃんと嵌るんだね。これでギターが弾ければよいって事なんだけど、口で言うほど簡単じゃない。イグナシオと弾いてると自分もモロンを弾いてるって気がするけど、家に帰ると途端にモロンじゃなくなる気がする。一度で解るほど簡単なことじゃない。困ったものだ。(簡単にこれはモロンだといって弾いてる人は凄いと思う)。ofuuuu。。。
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