タンゴ は4つの踊りを見たと思う。
1。レストランシァターのテアトロタンゴ、ショーとして構成され選び抜かれたダンサーやオーケストラの編成で感覚も新しく、いわば頂点のタンゴだと思う。演出にも工夫が凝らせれていて、色々なお客にも充分に楽しませる事を目的としたもの。踊り手はここを目指して努力して技を磨き上げ、競争に打ち勝ってくるのだと想像できる。ここから世界に展開して、来日しているタンゴグループが出ているんだと思う。フラメンコでもテアトロフラメンコと同じ。ヌエボの範疇、但し形態はタブラオだけどテアトロの方が近いきがする。
2.昔スタイルの酒場をイメージしたタンゴ。これは普通の人がタンゴに抱く普遍のものが含まれる様な気がする。すなわち暗い明かりの中でのバンドネオンの音のなかで繰り広げられるイメージ通りのタンゴ。タブラオフラメンコと同じであり、やはり観客を楽しませる事を第一にしている。
3.ストリートタンゴ、大道芸人と同じで屋外レストランでやられているのも同じだと思う。行き来するお客を呼び込みお金を貰うというもので、それだけ工夫して関心を呼ばなければ早々財布の紐は緩まないのだ。多分アルテスタにとってこれが初めの段階かも知れない。ここから登り詰めて打ち勝った人だけが、大きな舞台に出るんだろうな?フラメンコでもコネの無いギターやカンテが広場で歌ってい帽子を回してお金を入れてもらうのとまったく同じです。
1-3は商業タンゴです。いずれも観客を惹きつけお金をもらう、額に差があれ本物のプロの踊り手です。日本のフラメンコのプロと言われる踊り手とは違います。彼らは殆どが一見の客からお金を貰う人達です。タブラオであれ、なんであれ、殆ど教室の生徒か関係者を集めているのとはわけが違います。だから観客をひきつける努力が伺えるのです。日本の本物のプロの踊り手はまだ出ていないことを如実に感じてしまった。芸一つでお金を貰うのがどれだけ大変かはわからないだろうけど、日本はお教室世界だもの、無理だろうなぁ。。その踊りカンテだけで客が呼べるアルテスタが育ってくれたらいいのに。その世界だけでもいい。能登さんもそのくらいになればいいなぁ。やっぱり修羅場を潜ったほうがいいかもなぁ。
4.普通の人達のタンゴ、ブエノスの人達の中にこれほどタンゴが染み付いているとは実は思わなかったのでビックリしました。フラメンコだってスペインではほんの一部の人が関心あるだけで普通の人達は知らないのが多いのです。これだけ多いバックボーンがあるからタンゴはまだまだ発展していくのかも知れません。彼らが踊っているのは一見するとオーソドックスなタンゴです(詳しくないので解らないけど)つまりモデルのや商業タンゴとは一線を画していて古いスタイル?がそのまま今でも使われてるような気がします。フラメンコでいえば昔のは消え去ろうとしているのとは偉い違いです。そして他のを見るというより自分たちの為のタンゴだと思っていそうです。
一番危ういのは2の小さなタンゲーロで大きなタンゲーロに観光客は吸収されてしまい、地元の人達はそれ程来ないのかも知れない。一番タンゴらしい部分が抜けてしまうんだろうか?地元の人達のミロンガのあの賑わいとBar Surの侘しさはなんだろうなぁ?
タンゴは女性のSexyさなんだけど、それにはあの無表情で踊るのも煽情感をそそる気がした。若けりゃなぁ。。と溜息がでるね。(まぁ若くても駄目だろうけどな)
カミさんが「アンタは何でも感動できていいね」と言いやがったけど、いいもんは良いだろうよ。頭が固くなっちまって、フラメンコ以外は駄目ってんじゃつまらないだろうよ?まだ好奇心があるうちは若いってことよ。ヘン。。
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