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2009年1月31日 (土)

マニアック?なカンテコンサート

プレステージのカンテコンサートに行きました。出演者は
カンテ:能登晶子(ウトレラ)小里綾(トリアーナ)井上恵里(レブリーハ)
トーケ:俵英三、中西雄一

俵さんが若いカンテを伸して、紹介していくコンサートですが、若手のカンテの第2世代というべき人達です。この人達に共通しているのは地方や人にこだわって、それを追求していくフラメンコです。俵さんいわく、かなりマニアック、で好きな人達にはたまらなく面白いのです。
能登さんのSiguiriya、Fandangoから始まりました。のっけから重いカンテで会場も、本人も暖まっていないので今一不発でしたが、あえて唄ったのもそうしないとテンションが上がらないのが解ってたからだったらしい。井上さんのCantinaは中西君のギターと相まってこのカンテにはこのギターしかない、というものでした。中西君の弾き方は日本では誰も聞いたことのもので、スペインのヒタノの田舎の叔父ちゃんが昔弾いてた、見たいな代物でやっぱり変だ、この人。最初聴いた人はビックリすると思う。いいんですよぉ、これが。井上さんは本当に聴くたびに変わっていってるなぁ。(そういえば全員だけど)小里さんは何時ものローレのカンテだけど、よくカンシオンはフラメンコとちゃう、という訳知りの人がいるけど、それは間違いです。ヒタノのカンシオンは立派にフラメンコなんです。小里さんも今まで聴いたことの無いほど自信に満ちて唄っていた。好きで追求してきて、多分ふっきれたのかもしれないな?と思った。新人公演の審査員て何を見てんだろう?と何時も思ってしまうのは何故だろう?。多分先入観と頭で聴いてんだろうな。
2部は小里さんからで前より乗ってくて本当に上手くなったなぁ、と思ってしまう。この人まだまだ伸びる人なんだ。このまま汚れないで欲しいなぁ。井上さんのTranto、Fandango,Solea、そしてRomance、特にロマンセはレブリハのアイレが一杯で聴いてた井山さんは大喜びしてたみたいだな。だってコンチャもよく唄っていたものね。中西君のギターにはまたもや驚かされた。こんなに音を使わないタラントの伴奏は初めて聴いた。自分も音を極力使わないように心がけているんだけど、良いお手本になりました。能登さんはやっと温まったのか前とは違うカンテを聴かせてくれた。Cantinaも良かったです。俵さんのギターも普通の弾き方とは違って田舎のヒタノみたいな弾きかたでよかった。圧巻は次のソレアで今時こんな唄い方する人スペインでもいないだろうな。Juan del Gastorが絶賛したのはこれのことなんだ。若いのにおばちゃんみたいで、何より”カンテって音楽じゃないんだ”、というのを如実に感じさせてくれるんだ。こんな唄い方出来るのは日本人では聴いたこと無い。ブレリアもとても良かった。fin de fiestaの最後に立って歌ったのは貫禄充分なマハでした。能登さんて乗る時と乗らないときがはっきり解る人なんだ。
この3人のカンテを聴いた人は下手だと思った人もいるかも知れない(特に長く聴いてる人達は)のだけど、それは「音楽フラメンコとpara Baileのカンテ」とは違うからです。日本の殆どの歌い手は上のスタイルで舞台に立っています。声を張り上げて、投げてしまう日本特有のカンテとは違います。漸く日本にもカンテソロを歌える世代が育ってきたみたいで楽しみです。3人それぞれが個性を持って勝負してた良いカンテコンサートでした。今夜は同じメンバーでフイエスタがあります。舞台とは違ったものを見せてくれるのでしょうか。。

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2009年1月28日 (水)

いよいよ発刊!「それも一つのいきかた」

お待たせいたしました!青木さんからのメールでポーレンの著書2冊「フラメンコの芸術」「それも一つの生き方」が31日発刊されるそうです。フィエスタには間に合いました。復刊ドットコムの柳さんにはごくろうさまでした。とお祝い申し上げます。一番大変でしたものね。当日は美味しいお酒を飲みましょう。30日には予約された方に発送されるそうです。おもえば足掛け3年になります。(初めからだと20年!?)自分にとってはこれも夢の一つでした。個人的に訳してもらおうと思って青木さんを探したけど行方不明(笑い)だったし、10年以上たってあきらめかけていた時このブログを通じて不思議なご縁で皆が集まって今回の出版に繋がりました。やっぱり夢ってあきらめないで持ち続けた方がいいです。自分の場合全部他力本願ですから本当に青木さんさんには感謝します。さんや西出さんがいたから運を運んでくれたのです。ありがとうございます。文子さんにもお礼を言いたいです。青木さんが居ないとき途中まで訳して教えてくれました。フイエスタを開いてくれる能登さんにもありがとうって言いたい。ナナさんにもお礼を言いたいです。多勢の本を予約してくれた人達がいなかったら出版できませんでした。ありがとうございました。ポーレンには最も感謝します。この本のおかげでモロンとヒタノのフラメンコに興味を持たせてくれたからです。まるで自分のための出版感謝みたいに言ってるけど、それほど嬉しいです。この本によって多くのフラメンコが好きな人がヒタノのフラメンコに興味をもってくれたらもっと嬉しいです。やっぱり俺ってフラメンコでは良い人達に恵まれてると思います。
ムチシマス グラシアス!

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2009年1月25日 (日)

本音の出るところ

今月のパセオに東京フラメンコ倶楽部のことが乗っています。当然の事ながらそこには良い事しか書いていません。過去の業績と如何に素晴らしい倶楽部かいい事ずくめの紹介記事ですが、現在他から本当はどう見られているのかは書いてありません。昨夜ナナで楽しく遊んでいるときその倶楽部の会長のPIさんが女性と入ってきました。自分はこの倶楽部に昔お世話になっていてこの人もよく知っております。しかもこの倶楽部の人達に自分は目の仇のように嫌われています。ある時故ナナさんが「あんた次から倶楽部には行きなさんな」とのお達しがありました。聞いたらメンバーの人がきて「あの人は来させないでくれ」と頼んだそうです。「行かない方がいいよ、行かなくてもここで充分だろ」といわれました。経緯はともかくナナさんの言葉は自分にとっては絶対でそれが遺言になってしまいそれ以来行ってません。ナナさんの言葉は正しくてその後(行かなくてよかった)と思うようになりました。その会長と昨夜は言い争いになりました。(面白そうでしょ?)この人実はマイレーナのレトラやフラメンコ詩選などの著書もだしている凄い人なのですが大嫌いです。日本で自分よりフラメンコを知っている人はいないと思っているのか、いつも偉そうに上から目線で物をいうのが俺の反骨精神を誘うのでつい余計なことを言ってしまいます。姑息にも陰で俺が一番弱いナナさんに人を使って言わせるなどやり方が汚い(卑怯)と常ずね思っていたからですが、この夜彼は俺が匿名のブログ(ここ)で言いたい放題書いて”卑怯”だと喚きました。その時ちょうどトイレに入っていたので思わず笑ってしまいました。(お前ぇにゃ言われたかぁねぇなぁ)しかもその後お前は自分がやれないから(何を?)倶楽部、会長?に嫉妬してそういう事を書くんだと言われ又もやにんまり。ナナって感情や本音が表に出る所なんだよ。怒りは不思議と沸かなかったんだ。普段から思っていて周りにも言いふらしているのがよく解ったんだけど何だか可哀想だった。何で俺が嫉妬しなきゃならないのかよく解らないけどそうでも言わないと収まらなかったんだろうなぁ。この人見てると「裸の王様」という言葉が浮かぶんだ。エンリケさんと比べると人間の器が違うよ。
ある時ナナで倶楽部じゃない人がカンテを歌っていたら尊大にそのカンテはこう唄うんだと自分で歌って見せたことがあってそれは鮮明に覚えている。お手本に唄ったのがあまりにも日本的なカンテで思わず笑ってしまったことがあって彼は怒ったのだけど、その時のことを思い出してしまったんだ。学者だから小理屈や権威付けは上手いんだけどね。変わらないんだねぇ(笑い)。そんな人がそんなカンテも教えているらしいのでフラメンコのプロなんだろうけどね。大学教授で、こういう尊大な人が日本のフラメンコを権威付けて教えているからなんだろうね。倶楽部のメンバーが他の人を見下す言動をよく見聞きするのも仕方ないのかもな,会長自ら模範を示してるんだもの。こういうことは言わないだけで周辺では誰でも知っている事なのにパセオでは書けないものね。
自分のブログは匿名だとは思ってもいないし、これでも遠慮して書いてる事もあるんだよ、この人もHP開いているので、反論があったらそこでも、ここでも書けば良いことだし、それは皆が見ることが出来るので判断は見た人がすれば良いことなのだ。あまりにもいじましくて、子供じみて可哀想だったけど最近では面白い出来事だった。

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2009年1月23日 (金)

訃報

1月20日マドリッドでラモン デ アルヘシーラスさんが亡くなったそうです。ご存知パコ デ ルシアの兄です。1938年アルヘシーラスで生まれ。パコが若い頃はずっとセカンドを弾いてた気がします。カンテ伴奏はパコより優れていたし、作曲の能力も秀でていた人です。良い時代を知っているアルテスタが次々と亡くなっていきます。。。。
ご冥福をお祈りいたします。 合掌。

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2009年1月20日 (火)

アントニオ

最近のというか昔からだけど「パセオ」は公演評でも紹介記事でも褒め言葉だけで、中には自分の公演の自画自賛していたりして(まぁいいんだけどね、別に)俺には甘ったるくてざっと目を通すだけになってしまった。創刊号から持っているので止めようとは思わないのだけど。その中で俵さんの記事だけは一服の清涼剤のような爽やかさを感じるのは自分の都合が悪いことでも飾り無く書いているのと、ヒタノのフラメンコの世界が見たまま描いているからだと思う。今月の記事の「モネア」とはAntonio Moneaのことで、あれっ?と思ったのはモネアは何時もビシッとネクタイ締めている。という事なんだ。俺もカミさんモネア(アントニオのほうが良い)と初めて会ったときは一度もそんな姿を見たことなかったんだ。夏だったかもしれないけれど、いつもヨレヨレなシャツで俺達の泊まっていたサンアンドレに毎朝のようにやってきて、町をブラブラしたり、海水浴に行ったりしてたのだ。それが2年前の夜中にペーニャでみたら本当にビシッと背広着ておまけにネクタイまでしていたのでビックリしてしまった。こっちは相変わらずヨレヨレの格好しているのにぃ。奴は俺のことを覚えていなくカミさんを見てやっと思い出したみたいでヘレスをおごっくれたのには驚愕してしまった。おいおい金持ちになったのかよぉ?と疑ったほどだ。他の人に聞くとアントニオはいつもこのスタイルなんだと聞くけど、どうもピンとこないのだ。それでも俺は奴が好きで、お金をせびられても憎めないし、その何倍もの価値のフラメンコを俺に与えてくれたんだ。サンタマリアの街を「お前もっとゆっくり歩けよ」と俺に言いながら胸を張って通りの真ん中を歩きながら唄っていたファンダンゴは忘れられない。メンデスとドミンゴとペーニャ ブレリアで唄っているのを聴いてるといいんだよぉ。なんかエレガンテなんだね。マヌエル(アグヘタス)達みたいな野性的じゃないんだ。また会いたいなぁ。。記事を読んで思い出してしまった。

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2009年1月16日 (金)

ビザ申請

ブラジル大使館に観光ビザの申請に行きました。かなりのブラジル人が訪れていた。日本は今景気が良くないので帰国する人も多いんだろうなぁ?申請用紙は前もってネットでDLして、ポルトガル語はネットの翻訳サイトから採って書き込んで提出したら、特に訂正も無くOKだったので拍子抜けしてしまった。スペイン大使館との何度ものやり取りは何だったんだろう?と思うほどだ。30分もかからず終わってしまった。それからスペイン大使館に行ってみたら大違いで、待たされたあげく、何時頃ビザが下りるか解らないんだと。もう半年だよー。挙句の果てには一番難しいビザだからとか何とか。そんな事言っていなかったでしょ。3ヶ月で充分と言ってたのに。はぁあ。気が抜けた。仕方が無いので出た時点で一時帰国することにした。何ぼなんでも1年以上かかるか?普通。。驚いちゃうよなぁ。いくらスペインがいい加減でもそりゃないだろよ。と怒ったところで始まらないので銀座のエスペロでランチを食べて帰った。ここの1000円ランチってTVでも出たらしいけど美味しいんだよ。しっかし疲れ果ててしまった。歳だねぇ。。Ofuuuuu

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2009年1月14日 (水)

「それもひとつの生き方」発売記念フィエスタ!!

ドン ポーレンの著書「それもひとつの生き方」を予約の皆様お待たせしました。(って俺もだけど)いよいよ発売になるそうで復刊ドットコムのYさんからメールが来ました。1月31日去年やったフィエスタみたいに能登さんが「発売記念フィエスタ」をやるそうです。当日Yさんが来て本も販売されるようです。興味がある人は連絡されては如何でしょうか?本もさることながら今旬の人達のカンテが聴けます。ポーレンの本の中のようなフィエスタにしたいとの事です。あまり人数が入れないのでお早めにどうぞ。。と一応宣伝です。いやぁやっと間に合ったかぁ。というのが本音でとても嬉しいです。フラメンコが好きで昔のプーロなフラメンコの人の生き方が活き活きと描かれているので読んで欲しいです。

『A way of life』~『ひとつの生き方』発刊記念~ 

 1月31日(土) 17:30浜松町駅中央改札(南口)集合
 参加費 4000円 軽食付き、飲み物持参
 出演者 ギター:俵英三 中西雄一 
      カンテ :井上恵理 能登晶子 他 
      飛び入り参加あり。

追記
フラメンコで遊ぶのは結構重要だと思っています。お仕事で唄ったりするだけではフラメンコにはなれません。日本で一番多いと思う、内輪だけのなぁなぁでやってもそれだけの事、知らない人達と競い合うのもフラメンコです。プロもアマチュアも同じだと思います。遊びませんか?

聞いたら今度はガスパリータも来るらしい。彼のトカオルと一緒に。いやぁ楽しみですなぁ。東京の若いカンテを習ってる人に見せてやりたいよ。解る人はビックリするぞう。(笑い)

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エスペランサ その2

エスペランサに行って直ぐタキヤンのシギリジャの伴奏をした。爪も無いんだけど、久しぶりに弾かせてもらったので思い出しながらという感じだった。
公演が終わって早く帰ろうと思っていたのだが、やっぱりフィエスタになった。この夜、俺がスペインに行くので餞別みたいに皆から珍しくカンテの伴奏にお褒めの言葉をいただいて戸惑ってしまいました。瀧本さんにも初めて褒められて嬉しかったな。大体今までナナでも何処でも褒められたこと無いので(俵さん達以外では)面映いねぇ。この夜最後まで残ったのは出演者とカンテの小里綾さんとバイレの林結花さん。考えたら全員プロで素人は俺だけだったんだね。瀧本さんのソレアで今まで最後の詰めでとちってたのが、何とか終わらせることが出来たので俵さんに褒められて嬉しかったなぁ。瀧本さん小里さんヨツヤのカンテを伴奏できたのもこれからスペインに行く拠り所になった。特に瀧本さんにはしつこく食いついて伴奏させてもらった。
小里さんは俵さんの伴奏でいいカンテを唄っていた。舞台で見るのとは比べ物にならないんだ。当たり前だけど。一番嬉しかったのはヨツヤがドローレスの匂いを俵さんのギターで出したことだ。この夜も舞台の下では何だか自虐的になっていたみたいだったが、俺は去年の暮れからそんなに心配はしてなかったんだ。その瞬間もすぐ気が付いたんだよ。「ほらヤッパリ出たよな」って自然に口をついてでたんだもの。俵さんもべた褒めだった。これも珍しいことだ。いいカンテはいいんだもの。長い間苦しんだみたいだけど、後はやっぱり周りに良い人とフラメンコをやることだと思う。仕事とは別に。特にギターは選ばなくっちゃ。やっとヨツヤの本来のフラメンコが戻ったのに元の木阿弥にならないようにして欲しいんだよ。この夜のヨツヤは本当に良いカンテを唄っていた。皆唄いたいから歌うだけなんだ。順番で唄うわけでも何を決めて唄うわけでもなく、勝手に歌うだけ。フラメンコはこうじゃなくっちゃな。小林亮君も後から来て弾いたし、凄いフィエスタになった。これほど個性的なメンバーで暖かくて楽しいフィエスタなんて凄い事だよ。素人の俺が混ざっているのも不思議なんだけどね。舞台が終わってからが本当のフラメンコが始まるなんてまるでヒタノみたいじゃないか。お金払っても見れないもんだもの。当然朝まででごえちゃんと亮君にお世話になってしまった。ありがとうね!帰ったらカミさんにこっぴどく怒られてしまった。Ofuuu...

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エスペランサ その1

今年初めてのフラメンコはエスペランサでした。出演者は
バイレ:金子文乃、鍛冶陽子、島村香
カンテ:瀧本正信、川島桂子
ギター:俵英三

まずは3人でのSevillanasから島村さんのTientos、5年ぶりに踊ったそうですが、やはりこなしきれてない感じだったのはそのせいか?どこがどうとは言えないけれど、しかし所々に良い味を出していました。まずまずの出来だった。鍛冶さんのGuajira、この人見るのは2回目です。もう大分前見たとき凄くエネルギーに満ちていて豆タンクみたいな人(体型では無いです)だなと思ったのを覚えていたからです。それが大人の女性のすきっとした色気があって、踊り自体も”小股の切れ上がったいい女”って感じで良かったです。笑顔の良さと動作の粋さを堪能しました。金子さんのSoleaはこれがソレアの踊りなんだという、今時のソレアもアレグリアスも同じようで変に技巧的なのとは別物で、動き回らなくても存在感のあるソレアでした。金子さんは見るたびに違っていて、踊りが少しずつ大きく厚みを増しているような気がしました。こういう踊り手は今では珍しく貴重な人なのかも知れません。
2部は島村さんのAlegrias,やはりこの人は華やかさがあって、こういうのはいいなぁ。今回もOle!と思わず出るようなちょっとした動きが見られた。誰でも出せるものではないような気がします。一つだけ前から気になっているのは自然に口がおちょぼ口になってしまう事。せっかく美人なのに、ごえちゃんもったいないよ。まだまだ良くなると思う踊り手です。鍛冶さんのソレア。実はこの日一番の踊りだと思ったのはこの人のパッションです。体の切れも凄かったのですが、観客にメンチ切って喧嘩売ってるような視線の強さはそんんじょそこらの女じゃねぇよ、という鉄火場の女みたいでした。そういうのが踊り全体に現れていたソレアでいいですなぁ。旦那さんのギタリスト小原さんは昔から知っていてこりゃ完全に尻に敷かれてるな?(笑い)と思った。俵さんのギターは今まで弾いたことの無かったモロンのファセータをかなり使ったことです。これは鍛冶さんに触発され無意識に弾かれたんだと思う。こんなのは珍しいことじゃないだろうか?鍛冶さんは最後の最後に”鬼”が出たんだと思う。金子さんのシギリジャは最初上ずって踊っているように感じた。その前にあれだけの踊りをされたら気合が空回りしても仕方の無いことだとは思う。けど本当は気にしないで自分に集中したほうがいいんだ。後半持ち直して良かったのだけど。何時もとテンションが違うなと思っただけくらいの物なんだけどね。
カンテはヨツヤ(川島さん)がよかったです。今までみたいな伸ばしっぱなしというのではなく、きっちり締まった良いカンテでした。これでなくっちゃね。
俺がこういうのも変ですが、皆レベルが高い所でのフラメンコをしていてそれぞれ持ち味がでていた良い公演でした。見ていて楽しくなって、面白かったです。俵さんの周りには今年も良いフラメンコの人達が集まって来ている気がします。良かったなぁ。

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2009年1月11日 (日)

新宿

仕事が午前中で95%終わった。後は試運転の細かい工事だけだ。今回は高所作業が多かったので気も体力もいったが無事ここまで漕ぎ着けた。
それで今年初めて新宿に出て行った。三越のJunk堂東直己の文庫本を買って少しブラブラして靖国通りの「DUG」でJazzを聴きながらコーヒー飲んで買った本を読んでいた。子供の頃は新宿にはモダンジャズの店が一杯あって殆ど知らない所は無かったんだ。それからここも昔からの店の「アカシア」でロールキャベツを久しぶりに食べたが昔の味が変わらないのが良いなぁ。「キリンシティ」でハーフ&ハーフを飲んだ。ここも皆とよく来ていた所。一時カルロスは毎日のように来ていたなぁ。スペインに行ったら当分来られないものねぇ。
少し飲んで時間を見計らってから「ナナ」に行ったら炎さんが掃除中だった。俺は店を開けたばかりの刻がとても好きだ。ナナさんやパコさんの時も他のお客が入って来るまでぼんやり外を見てたりして、静かなナナの空気感に癒されてどんなに荒んだ心でも気持ちが落ち着いていくのを感じられる。特に何を話すでもなくパコさんとよくゴールデン街のそぼ降る雨を見てた事もあったなぁ。俺にとってのナナはやはり特別な場所なんだよ。
去年のフィエスタ以来の谷口君が入ってきた。並み居るプロの歌い手を尻目に最後に全部さらって行ってしまった好青年。こういう若いアフシオナードが出てきたのは嬉しい。能登さん、クマさんミゲリートさんも来て当然フラメンコになった。右手の爪は今全部無くて指も握れない状態で、ギターを弾くのも今年初めてだった。谷口君が弾いてとても上手いんだ。能登さんの伴奏も上手くこなしていたみたい。ミゲリートのシギリジャは俺は好きだね。音楽フラメンコじゃないのが良い。クマさんはこの前から飛躍的に上手くなったような気がする。マドリっ子のスペイン人が2人が入ってきて俺らが遊んでるのをみてビックリした顔でそれでも楽しそうだった。横浜で仕事してると言ってたな。皆気心が知れてるので言いたいこと言って遊んでいると時間が過ぎるのが早いんだ。新宿駅に行ったら中央線が事故で止まっていてナナに引き返した。能登さんと谷口君と2丁目の昔ナナさん達とお店が終わってから行ってた蕎麦屋に行ったらもうなくて近くの手打ち蕎麦屋で鴨南蛮。「珈琲貴族」で3人で朝まで話してた。まるでナナさんの頃のペペさん達と毎週火曜日に遊んでいたパターンそのままだったので感慨深かった。あの時と違っているのは俺がこんなに歳を取ってしまったということだけだった。

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2009年1月 9日 (金)

いよいよ

チケット購入しました。まずはブラジル行きの片道切符ですが、まだブラジルの観光ビザの申請をしなければなりません。来週の後半になるけど間に合うんだろうか?スペインのビザは何も言ってきません。もう6ヶ月経つのに。無理だったのかも。まぁいいやっ、いよいよ煮詰まってきた感じ。まだ仕事も残ってるし、準備も何もしてないんだ。ブラジルは今夏でおまけにリオのカーニバルなんだと。行ってもそれどころじゃないんだろうけどなぁ。。ofuuuu

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2009年1月 5日 (月)

どうしよう。。

新年早々コンデを壊してしまった。どうやらケースを落としたらしくギターのお尻が割れてしまったのだ。修理に出したいのだがスペインに行くのでそれまでには間に合わない。ヘルンディーノを持っていくことにしているのだが、ケースをどうしようか?前はソフトケースに入れて背負って便利だったのだが、ギターはタムラだったので気にならなかった。流石に不安になってきたけど、軽くて丈夫で背負える良いケースってあるんだろうか?

追記:O本さんに教えてもらってネットで訳あり品のケース(ケースの合わせ目が雑)を購入。軽いのでこれを持って行く事にした。機内持ち込みならこれで十分だ。なにより安い(3150円)のが良い。前のソフトケースより安かった。
関心のある方は
http://www.sounds-planet.com/2/product_info.php?products_id=403

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2009年1月 1日 (木)

Feliz Ano Nuevo!

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
今年は長年の夢であった「スペインに住む」のが目標です。昨年は行けませんでした。けれども何十年も思い続けて居た日々に比べて1年延びたからってどうと言う事はありません。一人の人間が小さな夢を抱いてそれを糧にして生きてこれたのは、幸せと言わねばなりません。それが叶うかそうでないかは問題ではないのです。けれども今その目標に届きそうになっているのは不思議な気分です。「何しに行くんだ?」とよく聞かれるのですが答えられません。他の人達のようにフラメンコを勉強しに行くというのでもないからです。
欲を言ったら一杯あります。ヒタノのおじちゃん達と遊ぶこと、スペイン語が話せるようになること、今よりギターが弾けるようになること、等きりがないです。でもそんなことより只住んでみたい。どんな生活になるのか?嫌になるか、好きになるか?どのくらい行ってられるのか?見当もつかないです。今までも行き当たりばったりなのでそれでいいんだ、と思っています。簡単じゃないしそんなに甘かぁねぇよ、とも思っていますがやるっきゃないので行ってきます。
多分2月の中頃ブラジルに行ってそれからスペインです。
今年も良いフラメンコがありますように、一緒に遊んでくださいな。

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