2017年7月24日 (月)

San Fernando

005カミさんが「海に行こうよ」と言う。去年は日本に帰国したので海に行けなかった。毎年この時期Sanlucarに行く事が多かったのはレブリハのカラコラを兼ねて行っていたから。今年はレブリハには行くつもりが無かった。丁度サン フェルナンドではフラメンコ週間で帰りにでも寄ってみるつもりで出かけた。

010
カデスはヘレス以外では余り知らないのでチクラーナまで行ってしまい戻ることになった。海岸は街から大分離れたところでこれも意外。駐車場に止めて前の海岸へ。ちなみに駐車料金は1ユーロ。パラソルを立て敷物ひいて寝そべるだけ。結構風があり寒いくらい。此処には初めてきたけど家族連れが多い。海岸には大勢来ているけど、わりと静かだね。カモメが上を飛び回っている。こんなのも初めて見たな。何をするでもなく只ひたすら寝て、ちょっと食べて飲んで、文庫本2冊読んだ。こんなにのんびり海岸にいたのも珍しい。結局8時まで居てしまった。お陰で足は日焼けで痛いし体もこわばってしまった。

026
携帯の地図検索を見ながら行くと丁度良い場所に駐車できた。直ぐ前にVenta Vargasがある。今夜此処でフラメンコがあるらしい。カマロンの銅像の前の広場で準備してる人に聞いたら「今夜はCablloだぞ」だって。その後バルコンでカンテがあるらしい。ちょっと意味が計りかねたけど、まぁ何かあるのは解った。Venta Vargasが開くのは9時からなので前のバルでコーヒーを飲む寒かったせいか風邪をひきそうで震えが来る。暑気で熱もあったので風邪薬を飲んだ。

028
Venta Vargas
は前に来た時改修中で入れなかった。せっかく来たのだし夕食も食べようと入った。Vanta Vargasはカマロンの育った場所で有名だ。カマロンは興味が少ないのでよく解りません。中にはカンテが出来る小さな舞台もあり、カマロンの絵で一杯。小部屋もあり、かなり人も入って来る。観光客、地元客同じくらい。螺貝、とイベリコソロミージョ。此処は闘牛関係の写真も多くあり、お肉も美味しかった、が体調が未だ戻らない。

043
時間を見計らって外に出ると広場は人で一杯。カバジョってFeria de Caballoの事だった。2人の女性が馬に向かってセビージャーナスを踊る。モロンでも毎年あるし何度も見ている。此処の踊り手は切れが良くて今までで一番上手かったと思う。馬も2頭で複雑な足裁きで観衆から拍手。とても良かった。落馬の後遺症が残っているけど馬を見るのは大好きなので満足。

054
終わると隣のVenta Vargasのバルコンから2人の女性が歌った。カデスのフラメンコって殆ど知らないので面白かった。ギターもモデルノみたいだけど良かったです。バルコンの下は観衆で埋まりその人達のパルマが良かった。やっぱりヘレスと同じでコンパスがしっかり根付いているんだなぁ。セビージャ県じゃ余り見無いものね。ただ座るところも無く道端で立ってみるので疲れてしまった。この頃になると薬が効いたのが風邪が治って良かった。夏はやっぱり屋外で見るほうが良い。劇場なんかでフェスティバルやったって何時もと変わらないだろうにね。フェスティバルって夏のフラメンコの風物詩だもの。

098
帰りも道を間違えチピオーナまで行ってしまい逆戻り。ガソリンが無くなりスタンドを探すも深夜なので無い。ヘレスまでようやくたどり着きガソリンを入れてほっとする。ガソリンは速めに入れないと駄目。スペインは幹線道路でも何10キロも行かないと無い。

103
帰りは大分遠く感じたけど無事に帰れてよかった。もう一度くらいは海に行きたいね。

 

 

| | コメント (0)

2017年7月19日 (水)

失態

ガスパチョにディエゴから頼まれていたCDのコピーを渡そうとCDとコピーをバックの中に入れて持って行ったのだが、忙しすぎて渡すのを忘れていた。後日思い出してバックを見たら無い!。何処を探しても見つからなかった。市販品なのでバックアップも取らなかった。ようやく自分のコレクションからコピーは探し当てたけどオリジナルのCDは持っていない。ヘロニモさんに頼んでコレクションから貰ったのだが、ちょっと違う物。ディエゴに事情を話して誤った。これまで借りたCDは出来るだけ早く返すことにしていたのだが、会場は混雑していて落としたか盗まれたか?だけどそう云う場所に持って行ったのが悪かった。

それとこれまで自分のコレクションのバックアップは殆ど市販されていない物、市販品はDiego del GastorのCDくらいでモロンの市販されているCDは入っていなかった。今回無くしたのは市販の"Son de la Frontera Cal"でもう売っては居ない。考えてみたら市販品も年月が経つと売ってはいないし、貴重な物かもしれない。Diego de Moronの新譜にしたって手に入らなくなる可能性がある。でモロンの最近のCDもバックアップする事にした。DVDもどれが無くなりそうなのかも検討してHDに残しておこう。また仕事ができたなぁ。ハードディスク2TBがそろそろ一杯になってきた。自分の場合モロン限定なんだけど。

Amazon でCDが買えたのでDiegoに帰すことにしました。

| | コメント (0)

2017年7月17日 (月)

51' Gazpacho Andaluz 2017

今年のガスパチョは9時始まり。教室の生徒が出演するからだ。開始前から大勢並んでいて、殆ど完売だったらしい。今年も市役所からフリーパスがもらえたのでカミさんとそのまま入れた。何時もの場所にセッティング。地元なので大勢の人に声を掛けられる。プルーナのRubio Miguel Puruna兄弟も来ていた。ミゲルは家のフィエスタ以来だ。

1部 Guiitarra Solo y Duo
       Juan Antonio Garcia,y Jose Antonio Lopez(Solea Siguiriya,Buleria)
Paco Leliの生徒の演奏。この前のCastilloでは見なかった。パコが特訓していたのを見たことがある。018

Garadola de Concurso de Cante
Vanessa y Fernando Rodoriguez (Alegrias,Solea Apola,Siguiriya)
コンクールの時より遥かに良い。この日の為カンテを磨き上げて来たに違いない。こう云うタイプは屋外のフェスティバルのほうが合う気がするね。これをきっかけに伸びていって欲しいよね。039

Almunos del Taller de Baire (Solea por Buleria)
市の教室Carlos Trollaの生徒達の群舞。去年まで作品をカレーラでやっていてとても良かったんだけど、普通の群舞でした。バックにはレリの教室のギターが着き、卒業したPaco Camachoの息子が歌っていた。彼は本来ギタリストなんだけどね。053


2部 Argentina  y El Bola y Eugenio Iglesias ( Buleria,Tango,Serrna,Minra,Siguiriya,Alegrias,Solea por buleria ,Fandangi de Huelva)
Argentinaってもっと美人だったよね。今でも美人だけど。やっぱり上手いしそつなく唄っているな、と云う感じ。ギターの一人が煩すぎるね。ブレリアで終わったと思ったらFandango de Huelvaで客席をAlosnoの合唱させていた。皆知っているからだね。自然に唄っていました。090

Guitara solista  Juan Torres Espinosa y su grupo(Tango,Taranto,Tanguillo,Buleria)
モロン出身のギタリストだけどセビージャに移っている。モデルノのギターでピアニカや踊り手を入れたりだけど、その割りにセンティードが感じられない。荒いと云うかDani de Moronみたいだね。全くモロンのギターでは無かった。レリが真剣に見てるので聞いたら彼の生徒だったんだって。ふううん。。147

426
Carmen Lozano y Antonio Canales (
Tango,Siguiriya,Solea por Buleria)
Carmenは最初から全開で気合が入っていた。Carmen Lozanoのエレガンテさが好きだったけど最近の踊りはアグレッシブな踊りに変わってきたみたいだ。ある意味Merecedes de Moronみたいになってきた。足も強いし、動きも良い。凄く良かったです。
Antonio Canalesも何度も見たけどこの夜が一番良かった。近くで見れたせいかも知れないけどね。前はもっと痩せてたんだろうけど、Canalesは上手く体に合わせてバイレを変えてきたのかもね。テクニックで売ってる踊り手が太って見る陰も無くなっているのを見ているし、その辺は才能なんだろうねぇ。それとSiguiriyaは初めて見たかも知れない。
Carmen のSolea por Buleriaも良かったです。244

3部:Maite Martin (Granainas,Petenera,Fandango,Solea,Buleria)
彼女だけがギターだけの伴奏。中々良かったです。レンズから覗くと可愛い顔しているんだよね。カンテは男前みたいだけどね。ソレアもブレリアもManolito Mariaのレトラだった。Argentinaと同じブレリアも唄ったので違いも感じられた。けれども本当に思ったのは2人ともOtra Flamencoなんだな。Vanessaとは違うカンテだ。売れてると云うのはこう云うことなんだよね、きっと。何かをくっ付けて変えて行かないと売れない。より音楽的に綺麗に包装して飾らないと売れないのかもな。でもカンテってそれだけで何も足さなく引かなくても充分感動させられるアルテなんだよ。2人とも流石に上手いしね、けれども自分の好きなフラメンコとは違うね。悪い感じではないし、良いんだけどやっぱり違う。610

Juana Amaya y su grupo (Solea ,Tango)
Juana はやっぱり別格の踊り手だと改めて思った。Losanoのような細かいテクニックを使わなくても充分納得させられる。踊りが止まるとき観客も一緒に巻きこんでしまう威力。それとフラメンコ、ヒタノの悲しみ、憤りなどをこれ程表現できる踊り手は見たことが無い。アルテって云って見れば表現芸術だもの。Manuela Carrasco,Farquitoなど頂点の踊り手っているけど、そう云うのとは別のもの、のような気がする。別格と云うのはその意味もある。
特にカンテヒターナとの絡みはこれまで見たことの無いほどのものだった。やっぱり前と変わったかも知れないね。最近のスペクタクルの作品とやらのバイレとは違うとものね。あぁ云う作り物と同じ様に見えても全然違う物だね。本物と偽者みたいに。722
終わったのが4時。今年の最長時間。疲れたぁ。でも皆が写真とってくれだの、Juanaを紹介してあげるから来いとかね、紹介されなくても知ってるから有難た迷惑なんだけど、結局自分がJuanaと写真を撮ってもらいたかっただけなんだよね。早々に帰ってきたけどモロンで良かったよ。体力の限界だったもの。798

日本人も今年は多かったけど、なるべく話しかけないようにしていた。胡散臭い目で見られるのが落ちだものね。今年は色々忙しかったしね。良かったのは写真が自由に撮れたことに尽きる。舞台前のスペースにパスのお陰で自由に入れるし、写真も一杯撮れたしね。他じゃこうはいかないからね。911

今年のガスパチョはモロンの2人の踊り手に尽きるね。そのお陰でフラメンコなフェスティバルになったと思う。しかしモロンの女性は強いなぁ!!

 

| | コメント (0)

2017年7月14日 (金)

暑気払い

モロンも暑いです。公証45度Cですが、日向では50度近いかも知れません。ちなみにどんな暑さかと云うと「フライパンの中」と云うのが実感できます。口を開けると焼けどしそうです。実際イグナシオの話だと「飛んでる小鳥も落ちてくる暑さ」なんだそうです。

004
そんな暑さの中日本では「お盆の入り」なので我が家のReunionで迎え火をしました。その後夏の暑気払いで皆で食べて飲んでお喋りです。殆どカミさんの友達ですが、夏は海に行ってしまうので人数は少ないのです。イグナシオの家族も何時も参加します。マリーナは9月から高校生です。本当に月日が経つのは速いです。初めて会ったのはクラウディアくらいの時で小さな子供だったのに今やグアパになって、将来は医者になりたいんだそうだ。

天麩羅と散らし寿司、巻き寿司は日本の時と同じです。皆には好評の食べ物。レブヒートはピッチャにシェリーと7Upと氷のカクテル。エイフェニアが「フェリアみたいだね」だって。そうフェリアにはつき物の飲み物。アンダルシアの夏の飲み物だ。
モヒートはラムにジャスミンなどの葉をつぶし砂糖、カセーラを加えたカクテル。これも夏のチリンギートなどで定番、だけどパリじゃ冬でも出ていたね。

イグナシオに治ったギターを見てもらう。「完璧に治っているな」だって。音も変わらないみたいで良かった。弦は最近できた新しい物らしい。イグナシオも興味があるみたいだ。イグナシオがギターを手にするともうフィエスタになる。イグナシオを見るのを初めての人達もいたのでビックリしたみたいだ。カミさんが歌い、エイフェニアとイグナシオの夫婦競演。イグナシオは唄も上手いからね。メルセもジョランダも唄う。みんな気兼ねが無い人達なのでアットホームな雰囲気で楽しい。こう云うほんのちょっとのフィエスタが出来るのは幸せな事だね。

イグナシオ達はカスティージョのJose Valenciaを見に行くので10時にお開きとなった。がカミさんとメルセは残って即席カンテ教室になったので先に寝てしまった。

| | コメント (2)

2017年7月13日 (木)

修理終わる

ギターの修理が終わったとの連絡で来週にでも行こうと思ったけど、待ちきれないので朝出かけてきた。アルゴドナーレのバレリアーノの店が開いてなく、近くの工房に行った。前は2階が大きな工房だっけど、変えたんだって。

010
ギターは傷口が残るものの綺麗に全体塗装したので見違えるようになっていた。ゴルペ板も大きいのと取替えた。肝心の音はまだ良くわからないが、そう変わっては居ないみたいだが弦が古くてどうせなら新しくこれも変えよう。それと弦高をその場で少し下げてもらった。

013
弦は今のバレリアーノの全部のギターに張られているというKnoblochと云う初めて見る弦を試して見ることにした。帰ってから張り替えみたら以前より太い感じでメディオながら張りが強く感じる。低音は良いけど高音が伸びない感じ。まぁ1回使ってみるしかないね。これBellaより高いんだけどね。
どうせならペグも新品にすべきだったけど、気が付かなかった。これでへそくり全部無くなったので、また貯めてからだな。PCも買わなくちゃならないし、貧乏人はやりくりが大変なんだよ。

014
帰りはOlbra-Prunaから帰った。ドライブの為朝早くに作ったCDを聴きながらだけど、これ自画自賛で予想より良い音源だった。PCで鳴らすのとカーステレオとでは違うからね。
Fernanda,Andorrano,Curro de Utrera,Diego del Gastor,Paco del Gastor.。特にフェルナンダのシギリジャは秀逸。ブレリアも良い。しかしこう云う録音は世の中には出ないね。何故なら周りのヒタノ達のハレオが凄いから。売り物にはならないに違いない。このハレオと云うか怒鳴り声も価値があるんだけどね。俺には、、だけど。これはアメリカの物じゃないしね。宝の持ち腐れだよね。自分にとって、だけだけど。

退院してきたギターとこれからどう付き合って行くか?楽しみでもあるね。Paco a Pocoだけど。

モロンは暑いです。気温45度、外歩けません。

| | コメント (0)

2017年7月10日 (月)

XLIX Reunion de Cante Jondo その2

休憩中も寒くて皆が着替えている。こんなに寒いフェスティバルも久しぶりだ。

221
2部:1. Atonio Carrion Gitarra Solo (Buleria)
ヘレスのパルメーロが付いたせいかコンパスはヘレス風、と云っても今や何処に行ってもブレリアはヘレス風なんだけど。最近ではPaulaPuraなどモロン風に弾く人も出てきたけど大体がヘレス風だ。昔はもっとバラエティがあったと思うけどね。Carrionにしても何時も弾くのはヘレス風でも無いはずだ。”風”と云うのはやっぱりヘレスと違うからだ。Manuel Valenciaのギターと比べるとよく解るよ。モロンも同じことだね。モロンとモロン風は違うからね。ソロだけあってかなり気合の入った演奏でした。

244
2. El Junco y Su grupo (Solea)
Juncoも何度も見てきた踊り手。何時見ても変わらなく格好が良い。体系も変わらない。バイレは今やJarquitoが最高かもしれないけど、別の踊りのスタイルも同じくらいあっても良い。作品なんてのは興味も無いけど、フェスティバルのバイレは別だもの。カミさん曰く「Juncoは家庭が上手くいってるんだね」だって。Antonio Gadezスタイルの踊りが好きだものな。Juncoはフラメンコのアフシオンが強いアルテスタだね。好なのが踊りに現れてる気がする。絵になる踊り手です。

423
3. Carmen Linares y Salvdor Gutierrez(Cantina,Andaluz Jaen,Solea Siguiriya,Fandango Huelva)
Carmen Linaresは日本で一度見ただけでスペインに来てからも一度も唄っているのを見たことが無かった。CDも持っているし聴いていたけど実際ほとんどどんな歌い手か?想像したのと大分違っていた。Carmen LinaresはプーロなAntonio Mairenaのような歌い手だと思い込んでいた。読んだものでもそう云う記述が多かったし。しかし今回初めて聴いてみてかなりモダン風な歌い手なんだな、と思った。色んな曲をくっつけたようなのを別にしても節回しにしてもモダンさを感じる。それは決して悪い意味ではなくこう云う解釈なんだろうなぁ。と思わせる。声質も好きなタイプだけど年齢のせいか伸びは感じられない。もっと張りがあるかとも思っていたからね。やっぱり生で見たりしないと解らないよね。他人の言う事を信じちゃ駄目だね。勿論俺の言うこともね。自分の目で見て判断する事だよね。

471
4. Ronda de Tona y Fin de Fiesta
此処の特徴はアルテスタが最後まで残って無伴奏トナを歌うことです。終わったと思って帰る人達もでます。トナは舞台上を暗くして唄われます。トナもLa Macanitaが良かったです。喉自慢の歌い手はやっぱり比べられませんな。


517最近その後Fin de Fiestaもやることになってきました。Finはラファエルを皮切りにJuncoも唄い、Macanitaが踊り、パルメロ達も踊り中々良かったです。後味の良い終わり方でした。

559
寒さが酷くて帰りは車の暖房を付けました。こんな真夏なのに初めてだ。

| | コメント (0)

2017年7月 9日 (日)

XLIX Reunion de Cante Jondo その1

La Puebra Cazallaのこのフェスティバルには毎年来ています。座る席も殆ど同じ位置に座ります。今年は寒くて震え上がりました。用心してジャケットを持って来たのですがセーターも持ってくれば良かった。

.006
1部:去年亡くなった地元のJose Meneseの追悼の詩の朗読から始まりました。

011
1. Antonio Carrion Giguitarra Solo (Siguiriya)
隣の椅子に赤いカーネーションをそっと置きました。何時もこの席でJose  MeneseAntonio Carrionの伴奏で歌っていたのです。ソロのせいか?、Joseの為か?感情が入っていてアグレシブな弾き方でした。

016
2. Raul Montesinos y Antonio Caceres(Malaguena,Minera,tientos,Siguiriya)
初っ端から苦手な歌い手です。喉自慢、息継ぎ自慢、こう云うのには最近耐えられなくなって来ている。共通して前置きが長いし、いかにも上手いだろうと思わせる歌い方は好きじゃない。しかしこう云うカンテを好きな人達が大勢居るのも事実。そう云うのばっかり集めているフェスティバルもある、今年のカラコラみたいにね。ギターも自己主張が強くファルセータ命、どっちも張り合って聴いてて煩いだけ。どんなに良いアルテスタが出ていてもこんなのが多いところには行く気がしない。なので今年のカラコラはパス。

056
3.Rafael de Utrera y Jose Queved y Domi Angel(de Moron)(Alegrias ,Solea,Malguena,Buleria)
Rafaelはモロンに住んでいる。彼のカンテは普通とちょっと違う。どちらかと云うとコプラに近い歌い方。高い声で歌うけどRaulと違うのは一本調子じゃない、押さえるところは押さえて唄う持って行き方が良い。ギターはねぇモデルノでこれも自己主張が強い。ラファエルの音楽にはあってるのかも知れないけどね、好きじゃない。ヘレスだそうだけど、ヒタノじゃないよね?ブレリアではDomiも加わったけどJoseのギターが邪魔。ヘレスとモロンが合うわけ無いだろうよ。いないほうが余程ラファエルのセンティードにあったギターが聴けたのに。

162
4. La Macanita y Manuel Valencia(Malguena,Solea,Siguiriya,Buleria)
光線のせいか顔が少し変わった?それとMacanitaはこんなだった?前より声が伸びない気がしたんだ。実をいうと昨夜Maria Terretomoを聴いてたときMacanitaを思い出してた。声に幅があって伸びがある声だったからね。でもその分カンテにセンティードが増した気もしていた。やっぱり聴くとMaria Terremotoはまだ此処まで来ていないのが良くわかるね。かなり差がある。昨日の今日だからよく感じられるんだ。カンテって勢いだけじゃ駄目なんだね。若いうちはそれも必要なんだけど、上手さだけでも駄目。生で聴くとそれがよく感じられるね。Mauel Valenciaも余分なことは余り弾かないで良かったね。この夜一番良いカンテだったです。

| | コメント (0)

2017年7月 8日 (土)

2人のMaria 有名と無名

昨夜のReunionは奇しくもMariaという名前の2人の若い歌い手だった。
片や有名なアルテスタTerremotoを祖父と父に持つMaria Terremoto。若手で評判の歌い手。
もう一人はマジョルカのコンクールを始め幾つかのコンクールを勝ち抜いてきたMaria Jesus Bernal。初めて聞く名前だ。

これまでもフラメンコに有名、無名は関係ないと言って来たけど、本当にそうなのか?自分の感性も試す場所にもなった。

041
Maria Terremoto y Nono Jero
(Solea,Siguiriya,Tientos,Alegrias,Fandango,Buleria)
フラメンコって1度見ただけじゃ解らない。解らないと云うのは自分にとってそれが好きかどうか?でフラメンコなんて自分には解らないから。そう云うのは薀蓄たれに任せて置けばよい。嫌いなフラメンコは直ぐに解るけどね。

058
彼女を見るのは2回目、前はPena Manuel Mairenaでお客も一杯で狭くてちゃんと聴けなかったけど、印象は普通のカンテとしか思えなかった。まだ未熟なところも多く見られたし。

080
今年のフェスティバルにMaria Terremotoは引っ張りだこだ。あちこちに出ている。前見た時とどう違うのか楽しみだった。
しかし今回は印象が大分違っていたね。いきなり中年のカンタオーラになったみたい。熟成された、までは行かなくともそれに近い感じがした。きっちりプーロに唄う感じで上手い歌い手だね。ギターがヘレスだし、そのヘレスのギターを忠実に弾いてた。中々良いギターだった。
しかし、やっぱり声とカンテが一本調子に聴こえる。どれを唄っても同じテンションなんだ。なにもこれは彼女だけではなく、殆ど今の売れている歌い手はこんな調子なんだね。

聴きながら考えてた(お前このカンテにセンティードを感じるかい?)うーんNoだね。todavia no.未だ何か足りない気がする。でも全体にバランスが良くこんなに唄える人も少ないのも解ってるつもりだけど。

093
Maria Jesus Bernal y Antonio Carrion
(Martinete,Solea,Tientos,Solea por Buleria ,Siguiriya,Buleria)
最初Martineteを唄ったのでSaeta唄いか、Fandango唄いかな?と思ったけど声質がちょっとラホで味がある唄い方。珍しくハレオも掛かった。Terremotoと同じ様なパロだけどやっぱり違うね。伊達にコンクールの優勝者じゃないと思わせる歌い方。時折はじけるような歌い方でTerremotoより年上にも関わらず若さを感じる。特にSigiriyaで上手い歌い方に持って行った。ハレオもかなり掛かっていた。初々しい感じもしてTerremotoとは対照的。カンテにしぶとさもある。Carrionも何時もより声を掛けてたね。上手さでは同じくらいだと思う。やっぱり声質が好きだな。ちょっとしゃがれたのを上手くカンテに乗せてた。最後は総立ちだった。

126
この夜に限って言えば自分にはMaria Jesusの方が良かったと思う。自分が思うのとスペインの観客が思うのと違うのか?一緒なのか?何時も思うけどこれまでもそれほど違っていなかった。この夜も観客の拍手でわかるもの。田舎のアフシオナードは有名とかの名前では聴かないって事だね。良ければ誰にでも拍手を送る。自分の感性がこう云う人達と同じになるのが目標でもあるからね。変な評論家のヨイショ記事とは違うんだよ。

157
日本人て有名なら誰でも、とか誰それ先生が言ってたからとか、直ぐに左右され易い。この夜も日本人が来てたけどTerremotoが終わるとさっさと帰っていたね。せっかく遠くから来たのに有名じゃないと鼻にもひっかけない、日本人の典型だね。例えそれが悪かったとしても聞かなければ解らないと思うけどね。言っても「馬の耳に念仏」だろうから余計なお世話だね。

何度も言うけどフラメンコに有名、無名の差なんてホンの僅かしかないんだよ。言っても解んないよね。(笑い)レッテルでしか見れないんだもの。

| | コメント (0)

2017年7月 7日 (金)

7月7日

今年もDiego del Gastorのお墓参りに行く事ができました。モロンに住み始めて毎年欠かさず行っています。今年で9回目になります。何時もの事ですがお墓を探すのに手間取りました。

Diegoは小さな墓地に母親と共に眠っています。訪れるものも無くお墓には枯葉が積もっています。今年考えたのですがやっぱりお墓の掃除はしませんでした。来年行けるのだったら思い切ってしようと思います。

自分は日本人なので般若心経を読み花束を捧げました。毎朝Diegoを祈っているので特別な事では無いです。お墓参りも自分がしたいから、してるだけです。
スペインと日本じゃ文化が違うのは解っているのであれこれ比べることはしない様にしています。今年も無事にお墓参りが出来たことで由とします。

| | コメント (0)

2017年7月 6日 (木)

Perico Panuero y Antonio Carrion

Panueroは8年前モロンに住み始めて直ぐの頃シモンのフィエスタで見たのが最初。その時は目立たなかったけどカステジャールのフェスティバルで変わったアルテを持っているなぁ、と思ったのが最初の印象。それからモロンには何度も来ていてお馴染みだった。だから自分にとってのPanueroって一人しか居なかった。最近Panueroが良いとあちこちから聞こえてくるようになった。どうやら弟の別のパニュエロらしい。弟もモロンに何度も来ていて兄貴と一緒のFinで歌って踊ってたけどたいして印象に残っていなかった。

小里さんのブログでPena BuleriaDomingo Rubichiの伴奏で歌い好評だったそうだ。Jose Panueroの名前。これが迂闊にも弟の方だとすっかり思い込んでいた。兄貴のほうがPericoだと思っていたのだ。だからプエブラに行くまで兄貴の方が出ると思い込んでいた。

Carrionは顔見知りなので挨拶。弟にも挨拶したけど、まだ彼が歌うと思っていなかった。だって無精ひげ生やしてたしね。てっきり兄貴のお供で来ていたとばっかり思い込んでたのだ。
舞台に登場したのは彼だった。弟の方がPericoだったのかぁ?知らなかったな。

088
Perico El Panuero y Antonio Carrion
(Solea,Fandango,Siguiriya,Solea por Buleria,Buleria)
最初のSoleaのサリーダでこんな良い歌い手だったの?凄いなぁ。声に張りがあって厚い。そしてプーロだ。今流行のPoveda,Jesusu Mendez,JoseValencia達とは一線をかす歌い手だ。聴いてて気持ちが良い、体も動いてしまう。自分の中ではPanueroはフェステーロの印象だったのが見事に覆された。

047
Fandangoも良かった。漢らしいカンテだ。Carrionはこう云うの大好きなのは解っているからね、時折笑みを浮かべながら弾いている。Carrrionは此処La Puebara Cazallaでは欠かせないギタリストだもの。Jose Meneseの伴奏は殆ど彼しか出来ないくらいだった。
Siguiriya,Solea Por Buleriaもモロンから来ていたAngel Camachoの為にと唄った。

097
最後のブレリアで立ち上がりマイクを外して唄ったのだが声がよく通ってたね。生で聴くと兄貴より太い声なのが解る。そしてウナパタイータは兄貴そっくりで笑ってしまった。背が高いせいか、Miguel Funiによく似てた部分もあった。片袖を脱いで唄うのはフェステーロの十八番で昔からAnzonini Puerto,Paco de Vardepena,Miguel Funi,最近ではLuis Pena,Javier Herrediaが引き継いでいる。アンコールもブレリア。後ろのアフシオナードのおっさんが「Mira Mira Ofuu。。」だって。

146


雨が心配だったけど持ってよかった。久しぶりに良いカンテを聴いたね。今度は間違えないようにね。Pericoが弟ね。。。うんJoseが兄貴ね。。

Perico PanueroMiguel Funiに近い気がしたね。フェステーロじゃないもの。カンタオールだよね。Miguelも最初フェステーロだと思ってたからね。カンテが良いかどうかが分かれ道かもね。

| | コメント (0)

«Otro Flamenco?