2018年8月18日 (土)

Un Disco

借りたCDを聴いたらDiegoのソロのギターだけだった。これも珍しい。もちろん私家版。やっぱり編集し直して別のディスクを作って聴いたみたら。。。
今まで自分がこれ程までにDiego del Gastorが大好きな理由が少しだけ解ったような気がした。自分としては、かなりDiegoを聴いてきたつもりだ。20年くらいの殆どをDiego聴いている。だから大抵は聴いたことのあるのだと思って自惚れててたのかも知れない。
このCDを聴いたら自分が何も解っていなかったんだなぁって改めて思ったね。Diegoのレッスン テープも一杯聴いてるけど、このCDの中でSigiriyaだけ30分近く弾いているのがあるんだが、それを聴くとDiegoの無限の才能が界間見える気がしたね。ひたすら弾いては止め、また弾きだす。まわりの人も少ないけど、遠くで大声で話しているのも聴こえるのでCasaPepeみたいな場所の録音かも知れない。弾き終わるとDiegoは一言何かいいながら又弾く。まるでファルセータ集みたい。けど練習の為ではない。心に浮かんだものを弾いてるだけだよ、と言うみたいに自然。
聴いてると今、昔問わずこういうSigiriyaを弾くギタリストは居ない。音使いが特殊と言っても良い。コンパスに至ってはモロンの誰もDieguito,Ignacioでさえ弾かない、(弾けない)ものがある。
この特殊性が自分を惹き付けるものなのかも知れない。音一つにしてもモロンの誰も使わない(気が付かない)使い方をしている。それが自分をワクワクさせる。Diegoが他のフラメンコ世界に当時目を向けなかったのが、はっきりわかる気がする。自分の心の中だけで他のフラメンコに頼る(影響を受ける)必要が無かったんだと思う。それだけDiegoの世界が無限に広く深かったのかも知れないね。だから一般向けのギターじゃないのは確か。Diego del Gastor がUnicoたる所以である。
独りで自分に向き合っているような,Siguiriyaを聴いてると、人間性みたいなものも感じる時がある。ピュアな心だね。
この年になって気が付くなんてね。もっと若いころギターをやっていたかったなぁ、って正直思うけど、これもLa Vidaだものね。
まるでDiegoが「これも聴いてみたら」と言ってるみたいに自然と自分の方に集まってくるね。
これからも自分はToque de Moronだけ弾いて行ければ充分幸せだね。自分だけの為に。
と書くとまた狂気の世界だって言われるかもね(笑い)でも自分が楽しければそれで良い。

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2018年8月16日 (木)

Tomatito

1 San Fernandoに来たもう一つの目的はTomatioを見る為。Tomatitoは殆ど見たことが無く大抵は劇場で高い料金で見なきゃならない。其処までして見るつもりもない。それが無料で見られるし、Playaにも行ける、というので前から計画していた。
ポスターで場所と時間を調べて行ったけどPlaza Igreciaだけで何処の教会か書いて無く教会は一杯あるので適当な見当で行ったら結婚式をしていた。周りのバルで聞いたら「そりゃぁIgrecia Mayorだよ。でも10時30分からだぞ」だって。やるのが解って良かった。車も止められたので行ってみると大きな教会前の路面電車の通りを遮断して舞台が設定されてた。まわりはバルが多く人出で賑わうような場所。その為2時間前にもかかわらず舞台前の椅子席はすぐにも満員になりそう。椅子を確保して隣のおばちゃんに「ちょっとバルに行くので見ていてね」と頼んだ。
バルの外の席はすでに満員。その中の目の前にRancapinoが座っていて多くの人に写真をせがまれてた。皆携帯で撮って嬉しそうでRancapinoも気さくに相手していたね。帰ったら隣のおばさんが「席に座らせろっって、大変だったのよぉ」だって。既に椅子席の周りは人達で埋め尽くされていた。1時間前で普通じゃ有り得ない。公園とかじゃなく全くのオープンスペースだからね。10分過ぎ周りが騒々しくなる。Tomatitoのグループがやってきたみたいだ。
2 司会も無しでそのままTomatitoが舞台に登場。すぐに弾き始めた。グループも座っていたけどまずは息子とのデュオ。ソロがありカンテが入り最後はバイレ。
Tomatitoも「此処は自分にとっても特別な場所です」と言ってたけどCamaronの思い出があるんだろうね。その為かかなり気合が入っていた気がする。実を言うとTomatitoとか普段殆ど聴かないし、モデルノギターは聴いても解らないので避けている。でもあんなにアグレシブに弾くとは思って無かったな。気になったのはギターの音が音響のせいでキンキンしていたこと。モデルノって殆ど生ギターの音じゃない気がするし、加工した音作りが顕著で好きじゃないんだけど、それにしても高音が出すぎで何聴いても同じに聴こえてしまうんだ。
3 その曲も心を打つようなファルセータは少なく、殆どリズム重視みたい。Paco de Luciaも最後の方のグループはそんな感じだったけどね。ロックみたいだったね。
4
最後に出てきたバイレが良かった。Farrquitoタイプの踊り手で仕草も似ているけど足がとても良く動いてて音もしっかり出ていた。中々良い踊り手でした。Paco de Luciaのグループではバイレもまたリズム楽器の様に扱われ1m四方の板の上でしか踊れないみたいだったけどTomatitoは普通のバイレとして入れている感じ、むしろギターは控えめだった。最後の盛り上げに入れてた気がする。
1時間15分のショーでした。最後は総立ち。最近こういうのを見ていないので面白かったです。
Tomatitoを間近で見れたのでとても良かったです。しかもタダ。買ったばかりのビデオも試せたけど、望遠は抜きんでて良くなったが、小さいため使い勝手が悪い。映像も多分良くなっているが撮影時間がギリギリだった。これじゃ普段のフェスティバルには使えない。5時間以上フルに撮影時間が無いとね。殆どTomatitoばかり撮ってたのでズームは大して動かさなかった。
それに撮影後のDVD作成しても上手く作動しないのも解った。問題は多い。帰り道やっぱり迷った。どうもAlcoに抜ける曲がり路がよく解らない。標識が出てないんだ。一旦ヘレスの街に戻って何時もの路に出るまで時間がかかった。

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Jerez -San Fernand

ヴィデオカメラが壊れたのでとりあえずネットのサイトで探したらヘレスの店にあるのを見つけ、海に行くのもかねて出かけた。此処には何時も来ていてこれまでもビデオやレンズなども買っている。目当ての品は2つあったのだけど、型番の新しいけど少し安い物に決定。付属品もついている。一番はバッテリーの互換性があること。フェスティバルの撮影は長時間撮影するのでバッテリーが重要なんだ。だから新型では対応していない。それだけで決めたのだが。
家でよく見たら今までのより性能は遥かに良いけど、使い勝手はそれほど良くないのに気が付いた。
1.電源入れるのに液晶画面を開かにゃならない。これは実をいうと不便。周りに迷惑かけてしまうので普通は場面は閉じたまま撮影するんだ。その為布で覆うことにしした.
2.内臓デスクが小さいので記録時間が短い。
3.英語表記なのでわかりずらい。これが一番大変。日本語の取説を準備したけど表記の配列が同じではない。画像の削除だけで大変だった。これから撮影メディアの変更をどうするか検討しなきゃならない。SDカードの大きい容量も買わなくてはならない。対応出来るかも解らない。(手持ちの4Gでどれだけ撮影時間があるか?)
4. 小型化されれば良いってものじゃないね。軽いけど犠牲にする性能もあるってこと。バッテリーの充電時間も長い。
次にこれもネットでしらべた修理できるところに壊れたビデオを持ち込んだ。以前修理してくれた店はDos HermasからSevillaに移っていたのでJerezで見つけたので丁度良かったのだ。携帯のMapaで行ったら大分遠くで疲れたけど何とか受け付けてくれて良かったが20ユーロ前渡金をとられた。今月中に治れば良いけど。
市場に行きマグロと甘えび購入。マグロは何時もの店に良いのがあったので食べるだけ買う。車に戻りクーラーボックスに氷と入れた。
小里彩さん家族と久しぶりに話す。まだ日本にいると思ってたから連絡もらって助かった。また日本にオルガナイズの為に行くそうだ。旦那も良い人で子供も可愛い。
今日の本当の目的は海に行くことで、今回はSan Fernando。前にVenta Vargasに行って以来。街も詳しくないので携帯頼りで海岸に向かった。カミさんが「此処前に来た時駐車違反で捕まった所だ」だって。思い出した。最初に車で海に来た時開いてたところに止めたら違反ゾーンだったんだ。
普通の曜日なので車も入り口近くの路肩に駐車。海岸の設定したら4時だった。早速買ってきたマグロ、甘えびの刺身を醤油、わさびで食べたら美味しくて、おにぎりも美味しいし満足。此処は砂浜で外海なのでちょっと荒いけど寝るのには充分。風も涼しいし、暑くもない。ゆっくり音楽も聴かないで寝てしまった。海っていったって俺たちは寝る為だけに来ているようなもんだものな。今年の海はこれで終わりだね。
8時までいてからSan Fernandoに戻った。

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2018年8月12日 (日)

レッスン

半年ぶりにイグナシオのレッスンを受けた。最近またDieguitoのSiguiriya,Solea,Buleriaを採り始めた。その中で弾きたいファルセータがあり、それとは違うけどイグナシオのファルセータ1つだけ習うことにしたんだ。普通の自分のレッスンの場合イグナシオに勝手に弾いてもらってそこから採る、みたいな感じだったけど今回は普通のレッスンみたいにファルセータの指の動かし方を分解してもらった。イグナシオはきちんと教えてくれるんだけど、本当はInprovisavcionで展開してくれた方が良いのがでる。でも自分はそんなに今は弾けないので練習するためにゆっくり弾けるように教えてもらった。
Ignacioのアルテの基はDieguitoなので丁度良いんだ。でSiguiriyaのコンパスの部分も複雑なので「どうやって弾いてんだ、これ?」って聞いたら「俺はこうやってるけどね」で、目の前で見ても解らない。同じに弾けっこないから、音の持って行き方だけくみ取った。
それだけで1時間あっという間だった。最近自分のモチベーションが長続きしないので丁度良いくらいだな。一杯教えてくれるけど憶えられないからね。イグナシオのをやったらDieguitoも解りかけてきた。ボチボチ Poco a poco........

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2018年8月11日 (土)

Pena La Buleria

久しぶりのヘレスの。もうだいぶ来ていなかった。Lora Floeresの銅像の前を歩いていたら突然車から声がかかった。みたらNino de Moronだったのでビックリ。まさかこんな所でNinoに合うとは思いもしなかった。
1 久しぶりに来たのはNino Jero(Perequin)を見たかったから。カミさんも仕事が終わり一緒。入ったら顔見知りのPenaの会長に挨拶。ペーニャのパティオは広くはないけどバルもあり、テーブル席は殆ど予約の客。一番後ろに勝手に椅子を持ってきて座った。早い物勝。
中でペレキンが練習してたので見に行った。弾くものにちょっと肩をすくめたり、手をひらひらさせて反応してたら、(解るのか?)という風にこっちを見てこれはどうだ?という風に弾いてこっちを見る。言葉はいらない。イグナシオともいつもこういう風にやってるからね。そのうちちょっとしゃべった。「何ギター使ってるの?」「Alambraだよ」と言って見せてくれる。「Alambraって安いギターだよね」「冗談言うな、これは1級品だぞ」「お前クラス受けたいの?」だって。「いや俺はモロンだからね、違うから受けないよ」「あぁDiego del Gastorか」一寸弾く。
会場は狭いけど殆どが身内の家族。赤ちゃん連れも多い。日本人は俺たちだけ。後からNinoも顔を見せた。
2 Diego なんとかのカンテ、ギター、Nino Jero (Tientos,Solea,Siguiriya,Fandango,Buleria etc)
ヘレスのアフシナードのカンテ。この人実は車いすで両足切断している。しかしカンテは良いんだよな。ただやっぱり長く歌うと落ちてくるのが見える。でもソレアはとっても良かったです。いかにもヘレスのソレアというかPaco Agujetaを思い出してしまった。それかDiego Agujetaとの中間くらい。でもどうしても比べると落ちる。このタイプのカンテはAgujetaが基準になるんで仕方ない事。でも全体に素朴で良かったです。モロンのRoberto Canarioも最後は両足切断したけど歌ってたのも思い出したね。カミさんはこういうカンテが好きなので大満足。3 それに此処のTio Pepeが無茶苦茶に美味しかったみたい。「Tio Pepe Riojaってみんな言ってたよ。違うのかなぁ?」4
ペレキンはかなり厳しい表情で弾いてるのが多かった気がする。カンテを常に見ていて拾い出しているのがこれだけ近いと気が付くよね。むしろCapulloみたいなプロの方がやりやすいんじゃないかな。Paco Agjetaなんてもっと原始的だったと思う。ペレキンは大好きなギタリストの一人です。でも音自体はイグナシオのギターの方が鳴っていると思ったけど。
これ無料だし行って良かったです。帰りも順調。しかし。。帰ったらビデオカメラが故障してたどうやってもPCに認識されない。朝までやってみたけどダメ。もう10年以上使ってるしね。困ったー。。Ofuu..

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2018年8月10日 (金)

Poquito fiesta

月1回のReunionの後の食事会にIgnacioの家族も参加している。Ignasioが弾く「弾くよ」と言うので自分のも持ち出した。最近イグナシオは毎日誰かにお店終了後に教えていて生徒も増えてる。その為かイグナシオのギターが格段に良くなっている。
聴いてるとイグナシオはToque de Moronの本道を行ってるのが解る。Diego de Gastor,Dieguito.の系統。これは自分だけでなくお母さんのAmparoも「お前はDiegoに近いけど、Paco(Amparo)は違う」とはっきり言うらしい。昔と違い自信も着いてきたみたいだ。
我が家で弾くときは何時もリラックスできるらしく、本領が発揮される。イグナシオの良い所はそのInprovisacionが凄く良いし、そのセンティードが他と違っている。その為一緒に弾こうとすると付いて行けなくなる。何でこんなideaが出るのか?不思議でDiego,Diegutoと同じ感覚を持つているんだろうなぁ。ここが他のギタリスト達と違うところ。テクニックがもっと上手いギタリストは大勢いるけど、こういうモロンのギターを弾くのはDieguito以外で居ない。
話のついでに今自分が気になってるLaranlaについて聞いてみたらEigeueniaも「私も大好き」だって。イグナシオは「Laranlaはパジョで唯一ブレリアのコンパスを持ってたよ。Cancion Buleriaだけど」だって.。自分は最近なって初めて聴いて今ちょっとマイブームブームになっているんだ。Cancion Buleriaが凄く良くてFernandilloがこれまでの自分のお気に入りだったけど、それに加わった。しかし2曲しか持ってないのでこれから探していこうと思っている。
MoronのCancion BuleriaはAndorranoが最初に南米のCancionから取り入れて歌ったのだそうだ。Laranlaのレトラもモロンの人達はすぐに「これは誰それのレトラだ」と言って歌える程の流行歌だったらいしい。南米の黒人の歌い手は有名でFernandaのCancion Buleriaは彼から来たものものだそうだ。
最近でも同じレトラがArgentina,Marina Herredia,Maite Martinを始め多くの人達に歌われているけどLaranlaのCancon Buleriaはそれとは違う種類の気がして嵌まっているんだ。今みたいな伸ばして音楽的に歌うんじゃなくて、語るような、CortitoでMachoな感じで好きだな。そういうのはFernandilooしか知らなかったので新鮮に聴こえる。歌えりゃ良いんだけどねぇ。。。

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2018年8月 6日 (月)

Bar Loren

ロレインに頼まれたのが出来たのでBar Lorenに持っていったら丁度ロレインも座ってた。ビールを奢ってくれて色々話した。ロレインはCantaor Davido Galliのお父さん。日本ではもうお馴染みだよね。こういう時自分の聞きたい事を聞く。「兄弟のRobertoはどっちが年上なの?」「俺の方が8歳年上だよ。。カンテ教えたのは俺なんだよ」(へぇ逆かと思ってたロレインは俺と同じ年、でも1か月年上。Robertoは若くして死んだんだなぁ。

Roberto Canarioはモロンでも名高い歌い手だった。実際聴いたのは3回くらいしかない。けれども数少ないカンテで自分が泣いた一人なのだ。
ガジは甥にあたる。ガジがどうやって今に至ったのか、とかね。この父母はグループに参加してて最近Lora de Rioのペーニャで歌ったらしい。しかも二人ともソロで。俺とは住み始めてすぐからの友達でガジより古い。でもまだ一度も伴奏したこと無いんだよな。「今度ガジがモロンに来たら呼んでくれよ、一緒に飲もうぜ」「なかなかあいつモロンに来ないんだよ」だって。「仕事で今、日本に行ってるぞ。」「あぁこの前車買い替えたんで、それまでのを俺にくれたんだよ」だって。
その車でセントロまで送ってくれた。皆良い奴なんだよ。だから日本のコモロン達に相手されなくても一向にかまわないのが解るでしょ?

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2018年8月 4日 (土)

Lebrija-Chipiona

2_2 毎年夏になると海に行くことにしている。カミさんが時間が空いたというのでサンルーカルでも行こう。ついでに能登さんところに寄ってMiguelに渡してもらおう。というわけで行った。能登さんは大変そうだけど元気で良かった。メルカドで氷を買って、サンルーカルに近くなった所でサンルーカルよりチピオーナの方が海が綺麗だよな。と思い出し急遽変更。チピオーナは街に詳しくなく市場が見つからなかったのでDiaで甘えび購入。海岸に向かったら私営駐車場があったので入った。目の前が海岸。しかし狭い。けどパラソルとマットが敷ければ其れで充分。泳ぐわけじゃないしね。設定したらビール飲んで寝転がるだけ。3_2
3時近くになると周りの人達は激減する。皆自宅やレストランで食事とシェスタ。6時頃また出かけてくるのが此処の風習みたい。自分たちは買ってきた甘えびに醤油、わさびで食べる。これは日本でもやっていた。海に来ると大抵これ。そして梅干し入りおにぎり。海苔付き。此処じゃ海岸で物は食べないみたいだけど、日本人だからね。帰りは7時ころ。
その間ずっとモロンのフラメンコを聴いてた。繰り返し。新しい発見もあったり、潮風に吹かれながら聴いてると陶然とするね。Buleria Rondaの時思わず「Locoやなぁ!」って口に出してしまった。それで(誰にも相手されないから狂気になるとか何とかいってたなぁ)思い出してしまったよ。それで考えてみた。
コモロンたちに相手されなくて、いや誰にも相手されなくても何か困ることあるのかいなぁ?無いんだよね。Nunca Nada。どう考えても無いの。自分の好きなモロンの昔や今のフラメンコに触れられて充分幸せだものな。むしろ相手してくれない方が良い。
だってDomi,Jose LuisだのDomi,Gaspar de UtreraやRoberto,Dieguitoなんて言ったって解らないでしょうよ。価値なんて人それぞれだもの。Galliなら解るかもね。コモロン達には猫に小判だよね。Paco de Lucia,Camaron神様。それで良いのにね。俺にとって猫に小判だもの。
相手もしてもらえないで可哀想とか思ってるんかね?馬鹿げてるよな。そんなに偉いんだろうか?Miguel Funi,Javier Herrdia,Luis Penaのクルシージョを揶揄したりね、このブログに以前営業妨害だって言ってたのに、、あれも営業妨害じゃないのかね?こういう人達は良く解りません。大体モロンに住んでて日本とどう関りが俺にあるってぇの?
まぁどうでも良い事だけどね。読まなきゃいいのに。ストレスの元なら。。。

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2018年8月 1日 (水)

小さな喜び

この2.3日は写真整理傍らずっと新しい音源を作っていた。例によってモロンのフィエスタの録音なんだけど、手強かった。時間系列が解らないし、同じ物が入っていたりするので確認しなきゃならない。元の音源からならまだ楽なのだが、誰かが起こしたものなので、想像するしかない。

ざっと編集してIpodに入れるためにはまずMP3ファイルをWAVファイルにして組み合わせを考えてからCDに焼く。CDを一旦PCに入れWAV編集。曲の切りはなしをして曲ごとに編集。これも録音が重なってたりするので気を使うのだ。それをもう一度CDに焼き直し、PCに入れなおす(WAVファイル)。同時にItunesにも入れる。それをIpodに移す作業。WAVファイルはコレクションに整理。こうしておくと後で便利。

で、聴いてみたら、、これトンでもなく良い録音だった。今まで随分こう云うのやってきたけど、こんなの聴いた事の無い程の物。内容がね。録音環境は良いとは言えないけど。勿論他から言えば「なんだそんなもの」と言うかも知れないけどね。猫に小判もあるしね。

昼間モロンの夏の空気の中歩きながら聴いてたら、DieguitoのRondenaだったけど、(何と云う贅沢だろう)と思ってしまった。このモロンの空気と音が自分の中で物凄く気持ちが良いんだ。初めて聴くRondenaと歩いてる体が調和してるの。

そして夜中聴いてると、音の粒が体に染み渡る気がする。思わず知らずに鼻にしわがよってしまい、体がよじれる程の感覚。これって自分だけの贅沢。お金には変えられないもんだよ。いくら金あったって、こんな震える程の感覚が味わえるのは今まで自分が積み重ねてきたからだもの。それは自分だけのものだし、他人は他人で別だろうしね。

しかしなぁ、Dieguitoがこんなに格好良いとはなぁ。Dieguitoって凄いけど、こんな格好良いギターとは思わなかったよ。Solea ,Suguiriya,Buleriaみんな格好良い。。今のDiegoとは違うけど凄くTranquiro。カンテも良い。Dieguitoの伴奏も最高だ。やつぱり天才だわ。
カンテもね今のフラメンコと違うのがよく解るよ。Siguiriyaのセンティードがモロに来るからね。今はタダの音楽。何も来ない。だからこれ聴いてるだけで充分楽しめる。

この良さが解るのなんて、殆ど居ないよね。(そんなことないよ)と言うだろうけどね、だって殆どの人は、これ聴けないんだもの。聴いても「ナンダァ」って馬鹿にされるのが落ちなのは解っているけどね。地元の人だって、どれだけこの良さが解るか疑問だもの。それは別の事。

こう云うのを掘り出せた自分に乾杯だよ。誰にわからなくても自分が楽しければそれで良し。小さな喜びかも知れないけどね。モロンに住んでられて良かったなぁ。Viva Moron de la Frontera!!!

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2018年7月29日 (日)

Homenaje Diego del Gastor en Badolatosa

1 Badolatosaって初めて行く村。道がどうなってるのか解らないので早めに出かけた。Estepaの先を降りて村を一つ抜けたら一本道で、村もモロンのPantano,Lanchoを足したくらいの小さな村。村の傍を川が流れてた。会場前に着いたのは2時間も前。散歩してバルで休んで1時間前に戻ると、、公園の会場には舞台の正面に音響ベースがあるものの椅子も置いていないし、舞台設定もされていなかった。(こりゃぁ大分遅れるな)と覚悟した。30分前にトラックが到着。椅子テーブルが降ろされ設定していく。けれども時間近くになっても観客はまばら。そのうちアルテスタ達が現れマイクテストが延々とされた。Pericoに「兄貴(Jose)はどうしてるんだい?」「あぁ後から来るよ」だって。そのうち来て抱き合って挨拶。
結局始まったのは1時間30分遅れの11時30分くらい。
3 1. Paco Amparo Guitarra Solo(Buleria)
タイトルがDiego del GastorなのでファミリはPaco一人なのでかなり気合が入っていたね。Gazpachoより良かった気がする。パルメロにRuben,Galliが付いた。
4 2. Emilio Lopez y Angel Cejas(Solea,Granainas,Fandango)
5 3. Faust Jimenez y Angel Cejas(Alegrias,Petenera<Fandango)
地元のアルテスタ達。普通。声張り上げ歌う。今は皆こうだね。田舎の古い歌い手なんてもう居ない。幻想にすぎないね。渋いカンテなんて無理。
6 4.Antonio Hermasin y Jose de Pura,El Galli y Paco Amparo,Perico Panuero y Runen Lara (Solea)
ソレアを交互に歌った。中々良かったです。
7 5. Raquel Herredia "La Peponpilla" y su grupo (Tarantos)
バックにこの前のCasabermejaに出ていたカンテのReponpillaがいたので、えっReponpillaって何人もいるの?と戸惑ってしまった。解る人教えてくださいな。
始め(地味?)と思ってたら何か変。踊りを畳みかける時一種の狂気が感じられた。見てて(何か怖いな)足も地味に見えてちょっと違う気がした。なにこれ?今まで見たことの無いタイプの踊り手だった。でもこういうの好き。ある種Locoさを感じるのってMercedes Moronも少し感じたけどやっぱりちょっと違う。やっぱり怖いんだよ。Gitanoのアルテってこういうのがあるのは感じてたけど踊りで見るとはね。今流行りのスペクタクルな小綺麗な作品とは違うみたい。
8 6.El Galli y Paco Amparo (? Tangos)
ギターを殆ど入れないFandango?よく解らない。タンゴはJoseleroなどのCompasモロンのタンゴ。GalliはもうソロのCantaorだね。上手いし声も良いです。時々Moiもこう歌ってたな、って思わせるのもあったけど、良かったです。Pacoは上手い取り方するよねぇ。
9 7. Antonio Hermosin y Jose de Pura(Malaguena,Solea de Alcala)
アルカラの歌い手らしくソレアではManolitoのレトラを唄ってたけど別のメロディー。普通でした。それよりJose de Puraのギターが本当に良かった。音も厚いし言うこと無し。Carrion より好きになったかも。
10 8. Perico Panuero y Ruben Lara(Fandango,Solea por Buleria,Siguiriya)
前に見たとき荒れたかな?と思ったけどこの夜は良かったです。声がね厚いし、プーロなカンテでした。Rubenのギターはカンテに行く前と伴奏でザッザッというTango Argentina
みたいな切り方が気になった。今まで全部これだったけど違和感がある。ソレアもシギリジャにも使っていたけどね、Diegoだって入れるけどこういう風には入れない。それさえなければ良いけど、若い鼻っ柱の強いギタリストで悪くはないです。
11 9.La Reponpilla (Solea)
このグループはまとまっていてとても良いです。ギターもカンテも合ってる気がする。もう何回か見たいです
12 10. Fin de Fiesta
Jose Panueroが加わり歌い踊った。Joseは一時普通になりかけたけど、戻ったみたい。この人ちょっと変な所が味があって好きなんだ。後は普通のフィエスタだった。13
今回はギタリストを見るために出かけたのだが、カンテもバイレも予想していない程良かった。言ってみれば、CasabermejaのMiguel Funiしか印象に残らないけど有名アルテスタ大勢よりも良かったです。手前味噌かもしれないけどDiego del Gastor,Toque de Moronが基にあるとカンテもプーロになる気がするね。それにGitanoだものね。遠い小さな村でも企画がしっかりしてれば何も有名なFestivalに負けないものが出来るんだな。フラメンコって侮れないんだよ。
帰りは慎重に運転した。Puebra-Moron間は道路に何度も兎が飛び出してきて危なかったから。道端に兎が一杯いた。今年はいつもより多い気がするね。これもアンダルシアの夏の風物詩だけどね。

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